大手英会話スクールが危ない!! |
英会話料金比較表 - 英会話料金比較表 | |||
2009年 8月 26日(水曜日) 18:34 | |||
英会話スクール比較コラム 大手英会話スクールが危ない ここではこれまでに潰れた、またはホームページ削除に追い込まれたいくつかの英会話スクールを例にとってその原因を駆け足で検証します。 まず、破たんの直接の引き金になった理由はそれぞれの英会話スクールで異なってくるものの、スクール経営を破たんに導いた遠因には共通点があるということだ。 なかでも生徒数の減少による経営圧迫で教室をクローズするケースが少なくない。 ネイティブ講師の質、テキストの選び方などに問題がある場合も生徒減少の引き金になるが、その本質は無理な経営方針が祟ったというべきケースが少なくない。 英会話スクールが潰れていく中で、ある広告マンの証言は興味深いものがある。「今、英会話スクールは生き残りの時代に突入している。」 こうした過程ではっきり分かるのは、やはり大手スクールのNOVA、ジオス、イーオン、ECC 、ベルリッツ、シェーンのようにバブルに乗っかって教室を拡大したところが苦しくなっているということだ。 元業界最大手のNOVAは一番最初に潰れた。2番手、3番手ののイーオン、ジオスもそういうところのテレビなどの広告がまったく目に触れなくなっていることがそのいい証拠」という。 「今景気がいいのはテレビや電車広告でGABA、ECC、アトラスマンツーマン英会話がまあまあ、これら以外で最近その広告がばったり途絶えたところは経営が苦しいと思ってさしつかえないし、レッスン内容も質がかなり低下しているとみていいだろう。 特にジオスは相当重症である。人材面でみても、急成長しているマンツーマンに特化した英会話スクールにどんどんネイティブ講師が引き抜かれているので、講師の質が悪くなってる。財テクで失敗したツケがスクール運営に影を落としているところもある」 とにかく、英会話スクールにとって広告だけが命といってもいいくらい。 その効果は計り知れないほど。しかし、このところの広告を気をつけて見ると、テレビや新聞、雑誌への広告が減って、ネットでの広告が急激に増えていることに気が付くだろう。 新聞やリクルート社の「ケイコとマナブ」や「ホットペッパー」への広告費もかなり高いが、電車や地下鉄広告、そしてテレビの広告となるとケタ違いだ。 極論してしまえば、電車や地下鉄広告の広告を出せないような資金力のない英会話スクールは潰れていく運命にあるといえるだろう。ただ、それほど手を広げない方針で、かつ個性のあるレッスンを展開している地元に密着した英会話教室はこうした派手な広告を打つこともないし、どちらかといえば口コミで生徒が集まるので生き残り組に入ると思われる。 問題は、1校2校以内の教室数を持つ英会話教室で、電車広告の宣伝なんかとんでもないというほどしか資金力がない。生徒呼び込みのチラシを撒くにしても数百万円はかかる。 広告予算が底をついた場合、その経営は悪循環に陥っていくものだ。いわゆるジリ貧に追い込まれていくことになる。広告をしないから生徒が集まらなくなる。 その結果、広告に回す予算が削られる。広告がままならいなので、生徒がさらに減っていく。こうしたことを繰り返していくうちに、いつしか教室クローズから潰れるという事態となる。 これに真っ先に当てはまるのがジオスということになる。 GABAやアトラスマンツーマン英会話などは大手英会話スクールとは差別化した広告宣伝を展開して追いかけている。 次のページ
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