2015年よりTOEIC試験の出題傾向が変化する。正しいTOEIC教材選びとは? |
TOEIC攻略!最強の教材選び | |||
2014年 1月 28日(火曜日) 00:00 | |||
企業の就職や昇進の判定基準として採用基準が毎年増加しているTOEICだが、この動きに対応するかのように受験者数も順調に増えている。2014年度は国内で263万人が受験したとしている。 しかし、TOEICの勉強を始めようと思っても、教材やTOEIC対策本が多く存在することで、自分に合った教材を見つけることは一般の人間ではできないだろう。特にレベル別の対策本が続々出版されるなどパート別やレベル別の細分化が進んでいる。 そんな中で、2015年もTOEIC教材は続々と新しいものが出版され続けているのだが、TOEICのスコアを上げようとやる気を出し、書店へ行って驚かされるのがTOEIC関連の教材の多さだ。 これらの教材は本当に有益なものなのかどうか、発行が新しいものを中心に選びだし、評価してみた。初級・中級レベルは「TOEICテスト、いきなり600点」が一番の高評価としておススメしたい。また「新TOEICテストでる模試600問」はよくできた教材で難易度の高い問題がかなり多いように感じた。どちらかといえば上級者レベル向けだと思う。 最近増えているハイレベルな教材は、「3週間で攻略TOEICテスト900点」だが、著者は英語講師でも言語学者でもなく学習者の目線のアドバイスがふんだんに盛り込まれている。少し割高な印象はあるが完成度は高いといえる。 一方、TOEICには向かない内容だが、英字新聞や日経ウイークリーだ。内容はTOEIC本試験とはかけ離れていて、スコアアップに向けた教材としてはおススメはできない。 これら以外では、芸能人の単語テキストのようなものは評価はできなかった。しかしこのような素人が書いただけの教材が出版されていること自体に、まだTOEICへの注目が高い証拠だと考える。今回の結果から最適な書籍を見つけて高得点を目指してほしい。
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