リスニングを強化したTOEICスコアアップ狙いをおススメした教材 |
TOEIC攻略!最強の教材選び | |||
2013年 12月 31日(火曜日) 00:00 | |||
英語教材の中でも、TOEIC用の教材は近年相当な数が書店に並んでいる。それを選ぶ際の前提として、なるべく新しい情報が反映されている本を選びたい。例えば、一番難しいとされてきたパート7の難易度が下がってきている。 問題が難しかった数年前のパート7用に制作されていた教材だと難易度が高過ぎるようになっている。このように少し古い教材をそのまま使うと、実践向けとして考えるとおススメできない。また、TOEIC用の教材ではないのにTOIECと表紙に表記されていたり、TOEICに対して研究が乏しい教材も多数ある。 とにかく確実にスコアアップを目指すのであれば、教材選びは超重要項目と考えていた方がいい。 自分にぴったりの教材を選ぶのであれば、まずはレベルチェックをすることだ。初心者から上級者まで同じテストを受けるTOEICだから、初心者も上級者も同じ学習方法ではスコアは伸びるわけがないのだ。そこで、本コラムではレベル別にどの教材がいいのか書いていくことにする。 最初に、TOEIC全レベルの基本となる国際ビジネスコミュニケーション協会発行の公式マニュアルは必需品だ。なぜならTOEICは様々な法則性に基づいて問題が制作されている。本番に似ている公式問題集はスコアアップに役に立つことは当たり前のことだ。 模試形式だが、単に問題を解くのではなく、内容を徹底的に復習すれば700点までこの教材だけでいける内容になっている。しかし、TOEICの勉強を効率的にかつ合理的に進めるには英会話スクールや他の教材も含めて利用することを提案する。 今回のコラムは、リスニングの方がより点を取りやすいというTOEICの特性を利用し、リスニングスコアをしっかり取りながら、スコアアップしていくやり方をおススメしたい。その策として、まず発音をしっかりと抑え、リスニング力と同時に文法力も強化。土台の発音の学習を強くすることで、結果としてリスニングで高得点を確保する。これがもっとも効率のいいスコアアップ法となる。 学習の仕上げには弱点補強も大切だが、パート別に苦手な部分を克服していけば、より早くより確実に、今までの学習方法よりTOEIC高得点をとることができるようになる。 0~400点のTOEIC初心者の場合 1 初めてのTOEIC受験で中学英語の基礎もできていない人 2 英語にかなりの苦手意識があり勉強もしなかった人。 3 英語の勉強を始めたばかりの大学生。 中学校レベルの文法や単語を覚えて基礎を固めることが重要だ。しかしこのレベルの人はリスニングで点数を上げやすい傾向がある。スコアアップを目指すならまずはリスニング強化で実力を一つずつあげよう。 400~730点のTOEIC中級者の場合 1 中学高校の英語の授業でも英語はそこそこ出来たと思う人。 2 仕事で全然英語を使わないため経験不足な人。 3 730点の壁がなかなか超えられない人。 中級レベルだが400点台の人に文法力が弱い人が多い。確実な文法知識を身につけることで一気に点数がアップする可能性がある。730点手前で足踏みしている人は、ひたすらTOEIC公式問題集を解こう。 730~990点のTOEIC上級者の場合 1 語に関する知識や実務経験が豊富な人。 2 日常的に英語を使える能力を持っている人。 3 800点を超えた時点で点数が伸び悩む人。 上級者レベルの英語力を持ちながらんも伸び悩んでいる人は弱点を分析し克服することが重要だ。試験のスコアが記された成績表にあるアビリティーメジャード」の分析結果に従えば必要な教材も見えてくるはずだ。
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