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グロービッシュ英語で話すための裏ワザ
2016年 9月 02日(金曜日) 00:00

1500単語を組み合わせてコミュニケーションを図るグロービッシュは、実際のビジネスシーンで外国人を前にすると、テンポの速い会話や耳慣れない単語に翻弄されがちだ。しかし、様々な対処法を知ることで、スムーズな会話が成立する。



1500単語という少ない語彙を使い、会話を成立させるグロービッシュでは、もともと学習範囲に入っていない単語も多い。それをいかに要点を伝えるかを考えることがカギになる。実際の現場ではグロービッシュの特徴を活かし、柔軟に対応して切り抜けたい。


グロービッシュはシンプルな言い回しで使えるだけに、発音面で伝わらないと会話が噛み合わなくなることがある。日本人が発音しづらい破裂音や鼻音など重要な発音は発声できるようにしたい。


しかし、これ以外の細かいニュアンスは覚えなくてもいいだろう。話の途中ならば前後の文脈から理解してもらうことも可能なので、要点だけをしっかり勉強すれば大丈夫だろう。


また、相手の話を理解するために覚えておきたいのは、リンキングだ。英語のネイティブはつながっている単語をひとまとめにして発音するので、want toをワナに聞こえたりする。これらをいくつか覚えるだけでも会話の聞き取りやすさが向上する。


急にネイティブと英語で話すのはハードルが高いと感じている方は、肩慣らしとして、まずはメールのやり取りで英語力を挙げてみてはどうだろうか。相手の発言内容に応じて切り返さなければならない英会話は、中級者向けとも言える。


語彙力に自信がある方でも、相手の言葉が聴き取れなかったり、文章を組み立てる瞬発力が問われたりと、初心者が戸惑いやすい場面も多い。


その点、メールならある程度定型文を作り、内容を編集していけば対処ができるし、相手の言葉にわからない単語があっても、グーグル翻訳などで調べられるので身につきやすい。また、相手の言い回しを参考にすれば、生きた英文を学ぶことができるので学習法としては最適だ。


まずは、ビジネスメールの型、件名・前略・内容・結論・早々という順序でいくつかのテンプレートを作り、それを意識しながら自分の意志に沿うメッセージに変えていくのがいいだろう。


相手とのメールのやり取りに慣れてきたら、次第に難易度の高い単語や言い回しを織り交ぜていければ英語力の向上もできるようになる。このビジネスメールこそ、グロービッシュが有効なのだ。


グロービッシュが上達しないとお悩みのあなたは、一度学習方法を変えてみる必要があるかもしれない。ぜひ試してほしい学習方法がある。それは男性ならば教材による読み・書きから具体的な場面をイメージして脳にインプットする学習方法だ。


一方、女性ならばリスニングからおしゃべる的な対話での学習法が有効だと脳科学の研究で進んでいるのだ。


男性は、太古から狩猟で獲物を追いかけていたためえ、思考回路がより直線的で後頭部にある脳の視覚野との相性がいいという。つまり、視覚的なインプットを言葉と結び付けるほうが直感的に理解しやすいのだ。テキストにあるイラストや例文をインプットし、読み・書きベースで言語を習得するほうが効果的なのだ。


一方、女性は男性が留守にする家庭で、社会との調和を保つコミュニケーションを重点に置きながら言葉を使ってきた歴史がある。脳の側頭部には聴覚野があり、左脳には言語中枢がある。聴覚と言語回路がスムーズにリンクするため、リスニングや発音から英語を習得するほうがスムーズに学習できるのだ。


これらは、アメリカのペンシルベニア大学医学部で研究されている脳科学研究の応用だが、英語上達にさじを投げていた方には、一度試してみてほしい学習法でもある。