TOEIC400点まではリスニング、730点までは本番形式学習、900点までは弱点パート別学習 |
2016年 8月 12日(金曜日) 00:00 | |||
TOEIC400点以下の方は、英会話初心者は語彙や文法から重点的に復習をするが、それだけでは十分ではない。それより、初心者ほど苦手意識の強いリスニングから取り組むほうがより効果的だ。 英語を聞いてもわからないとリスニングを遠ざけるのではなく、聞きながら何度も復習するシャドーイングを地道に重ねることで、少しずつ正しい発音が身についてくる。意外かもしれないが、リスニング力のほうが伸びしろが大きく、学習効果はTOEICのスコアアップにもつながりやすいのだ。 では、リスニング力をアップさせるには何かた手をつければいいのだろうか。まずは、ネイティブスピーカーの英語を聞くことで、発音のポイントを理解することができる。CDプレイヤーやスマホの再生スピード調整機能を使いえば、初心者でも聞き分けやすくなる。 また、せっかくTOEICを使って英語を勉強するのだから、TOEIC公式問題集を活用するべきだ。これは実際の試験問題に即しているため、スコアアップに直接つながりやすい。また、問題の日常シーン問題も、実際に英語を話すことを想定しながら暗記しやすい。 さらに、リーディング対策としてTOEIC専門の単語帳と中学英語の復習教材が役立つだろう。TOEIC400点までは、シンプルな教材を反復学習するということに尽きる。 さて、基礎的な英語力を身につけた中級者の方なら、およそ400点~730点の範囲に該当するはずだ。リスニング力とある程度の語彙や文法を強化すれば、400点突破は難しくないはず。 しかし、600点を前にスコアが止まってしまったら、文法力の底上げを意識するべきだ。ただ、また一から勉強し直すよりも、文法教材で試験に出るところを効率的に学び、短期間でスコアアップを目指したいところだ。 600点の壁よりも多くの方がつまずいてしまうのが730点前だ。語彙力も大切だが、この範囲の方に不足しているのは、実践的な経験値だろう。 それを手に入れるには、TOEIC公式問題集で本番慣れしておくことだ。シリーズ6まで出ているので、一通り解いておくことをおすすめする。また、何度も繰り返し復習しながら誤答箇所は解答の解説を読んで頭に入れる。 TOEIC公式問題集は、特にパート4は実用英語としてそっくりそのまま使える英文が多くある。英会話力アップのためにもプラスになるので、学習プランに取り入れること。 これまでと同じような英語の勉強をしても、なかなかTOEICのスコアアップにつながりにくいのが730円点~900点の高得点ゾーンだ。上級者としては、まず自分の長所短所を把握することからスタートするべきだ。 そのためにもTOEIC専門校や英会話スクールなどでカウンセリングを受けるのも手だろう。リスニング、リーディングそれぞれ自分の弱点をカバーすべく最適な教材とスクールを選んでほしい。 リスニングでは、TOEIC特有のひねった表現や表現力が問われるパターンに対処できる教材を使いたい。実用シーンでも使えるので、ぜひ習得しておくことだ。
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