NHK講座で英語を身につけるには3年プランがおすすめ |
2016年 7月 15日(金曜日) 00:00 | |||
英語は短期間でマスターできるほど甘いものではない。NHKラジオ講座で英語をしっかり身につけるには最低でも3年間は必要だ。ここでは、3年間かけてNHKラジオ講座だけで英語を身につける学習法を紹介する。 まず、最初の1年目はラジオ英会話という番組によるスピーキング練習だ。何度も講座に出てくる文章を声に出してまねることで口と耳を英語に慣らし、英語の基本を身につけていく。文章は100回以上繰り返すべきだ。 文章を暗記するのではなく、口から勝手に文章がスラスラ出てくるようになればOK。この時、イントネーションまでしっかりまねておくことで、よりネイティブに近い発音を身につけることができる。 一通り文章をまねたら、テキストを確認し内容をしっかり把握する。そして、最後に講座を聞きながら出てくる文章をノートに書き出すディクテーションを行う。英語力を総合的に高めるのに役立つ学習法だ。 ラジオ英会話を1年間続けてようやく英語そのものに慣れてきたら、2年目は、次はラジオ英会話と同時に、基礎英語2という番組をはじめる。これは中学2年生レベルの英文法を学ぶ講座だ。英文法の基本はほとんど中学生のうちに教わっている。 なので、この講座と中学3年生レベルの基礎英語3という番組の2つの講座を受ければ、基本的な英文法はしっかり学べるはずだ。中学・高校卒業後に英語から長年遠ざかっていると、正しい英文法はほとんど忘れてしまっている。 2年目は、ここで中学生レベルだからといって軽く見ずに、これら2つの基礎英語講座でしっかり英文法を再確認しておく。 3年目は、実践ビジネス英語をラジオ英会話と並行して聞き始める。内容は時代の流れに沿った話題が中心で構成されている。これまでのラジオ学習で英語力の底上げができていれば楽しく聞くことができるはずだ。 また、英会話タイムトライアルか攻略!英語リスニングという番組を追加するのもおすすめだ。英会話タイムトライアルは英語で言いたいことをとっさに英語で伝えられるようにするためのトレーニング講座だ。自分の実力試しと瞬発力を磨くのに最適な番組さ。 一方、攻略!英語リスニングは長文英語を2日間にわけて徹底的にリスニングしていくという講座だ。日常生活から歴史、科学、宗教、アートまで幅広いテーマを話題にしている。以上がNHKラジオ講座を利用した3年間の学習プランだ。これを終えるころには英語がなんとなく話せるようになっているはずだ。
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