札幌の英会話スクールランキング!英会話教室を徹底比較し評判や評価を口コミ、体験談で公開!

You are in: Home 中学・高校英語の2000語から始めるビジネス英語上達法 シャドーイングからロールプレイングへ発展させる of web site.
シャドーイングからロールプレイングへ発展させる
2017年 11月 13日(月曜日) 00:00

自分が好きな人ほど英語の上達は速いと言われますが、三菱商事の佐々木匠さんは、独自の英語学習技術を発展させることに成功しました。


2010年からのアメリカ駐在時代に、英語での会議やプレゼン対策として編み出したのがシャドーイングから発展したロールプレイングでした。頭に外国人の仮想同僚をつくり、家族に不審がられながらもお風呂の中で会議やプレゼンのロールプレイングを行っているのです。


先に質問と回答をイメージしておけば、実際の会議で怯むことはないというわけです。上達のコツは、自分の英語はイケている思いながら、恥ずかしがらずに口出すことだそうです。佐々木さんが帰国後の今も続けているのはシャドーイングです。


シャドーイングとは、英文を見ずに音声の後を影のように続いて復唱する手法で、リスニング力だけはなく、スピーキング力や語彙力アップの効果もあります。また、聞いた英文を一語一句漏らさずに書き取るディクテーションもお勧めされています。


聞き取れないフレーズを把握でき、集中的に聞き返すことでリスニングを鍛えられるというわけです。ただし知らない単語が含まれる英文は、書き起こすことができません。読めば内容がわかる文章で挑戦することです。最初は上手くできないのが普通ですので、気落ちせずに続けてみましょう。


一方、中小規模の貿易会社に勤める小林楓太さんのTOEICスコアは現在980点です。もう勉強する必要はないように思えますが、海外ニュースのようなネイティブな英語は聞き取れても、なまりが強い非英語ネイティブが登場する映画は堪能できないようです。


そんな小林さんの教材選びの基準は、飽きずに楽しく聞ける教材です。お勧めのスマホアプリでは、ビジネスシーンで頻出する1万以上の単語が収録されているものを個人レベルに合わせて単語を習得できて、ゲーム感覚で楽しんでいるようです。


また、動画アプリのTED Talkもお勧めで、マイクロソフトのビル・ゲイツやフェイスブックのマーク・ザッカ―バーグなどの著名人のプレゼンが日本語と英語の字幕を見ながら視聴できるので、英語学習はもちろん、プレゼン手法の習得もできます。


今回、取材した100名以上の商社マンの間でも、TED Talkの利用者が多くいました。また、ポッドキャストを利用したNHKやBBCなどの英語ニュースも利用者が多く、知っているニュースを英語で聞けるので、初心者にもお勧めです。