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マンガや洋書、海外の投資番組など楽しく英語学習
2017年 11月 20日(月曜日) 00:00

商社マンの英語勉強法といえば、体力勝負で学習というイメージがありますが、しかし実際は好きなことをやりながら英語を学ぶ工夫をしているようです。


いかに強靭な精神力を持つ商社マンとはいえ、彼らも人の子であり、勉強がつらい時もあれば正攻法だけではなかなか実を結ばない時もあるようです。苦しく孤独な英語学習をやり抜くためには、彼らがしている工夫について知ることでしょう。実はそれは私たちでも簡単にできるようなシンプルな学習法でした。


三井物産に勤める吉井さやかさんが取り組んだのはマンガ学習法です。きっかけはイギリスへの研修派遣でした。ビジネスで使うリアルな英語のレベルに愕然とした吉井さんでしたが、そんな時、イギリス人の友達に勧められたのが漫画を読んで英語を勉強することでした。


実は、そのイギリス人の友達も日本語を漫画で勉強したのです。多くの外国人が日本語を漫画で学ぶのとは逆に、翻訳された漫画を英語の教材として使って英語お学ぶという逆転の発想でした。


早速、現地の書店で漫画を購入したところ、今や日本の多くの漫画が英訳されていることが分かりました。すでに一度日本語で読んだことのある作品なので、ストーリーからシーンまで英語の意味がなんとなく分かり、何より漫画は読んでいて楽しいのでストレスがかからないのです。


これできっかけをつかんだ吉井さんは、その後、英語力を大きく伸ばし、今ではTOEICで900点を取るほどの実力になりました。「最初にハードルを高くし過ぎないことが秘訣」と、吉井さんはアドバイスします。


同じく、三井物産に勤める山野井翔大さんは、英語力を鍛えるのに多読を意識したといいます。会話もそうですが、文法の間違いを多く指摘され悩んでいた時、周りからアドバイスされたのが、とにかく読むことだったそうです。


そこで、山野井さんはブラジル駐在中に何と100冊以上の要所を購入しました。「1冊の本を全て読みのは大変でした。ただ、最初の1ページしか読まなくても、100冊読めば100ページ読んだことになる」いう発想で多読をこなし、英語力に自信をつけたと言います。


読書とくれば、音楽で英語を勉強するのもありそうです。中小規模の貿易会社に勤める山田かなりさんは、大好きなアメリカのロックバンドの曲を聴いて、英語を勉強したといいます。しかもその内容はディクテーション(書き取り)でした。


曲を聴いて、その歌詞を一言一句漏らさず書き取るという、難度の高い学習法です。デイクテーションは何度も音声を聞き返す必要があるため、リスニング教材では飽きてしまいます。退屈しないためには、好きな音楽を取り入れたというところに工夫があります。


駐在中に、現地のテレビを見て英語を学んだという商社マンは少なくありません。ドラマの方が楽しく見られるという意見もあれば、ニュースの方がスラングもなく映像と言葉がリンクして理解しやすいという意見まで様々です。


しかし、どれだけハマる番組を見つけられるかが大切だと言う商社マンもいました。商社マンの英語学習法は、持ち前の根性でこなす力業だと思う人も多いようです。しかし、実際は自分の好きなことや余暇の中に学習を取り入れる工夫をしているのです。


まずは続かない勉強法を捨て、趣味の分野で英語を始めてみるのも手ではないでしょうか。