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英語耳になるための発音練習と英字紙の読み方
2017年 7月 03日(月曜日) 00:00

さて、読むと聞くとともにインプットの作業であり、脳内では同じルートで処理されています。しかし、英文は速く読むことができるが、その通りに聞こえないと悩む人は多いのです。


これはリスニングの絶対量が不足している可能性がありますが、原因はもっと根本的なところにあるようです


例えば、英語には隣り合う単語が繋がって発音されたり、一部が省略・短縮されたり、まったく違う音になる音声変化があります。その場合、そもそも英文通りに発音されていないことになります。


こうしたルールを知らないと、予期せぬ音が聞こえた時に推測しなければならないのです。同時に次に聞こえる音も聞き逃してはいけないので、プレッシャーはさらに増えることになるのです。これは、音声変化のルールを覚えれば解決することができます。


なぜ聞こえないのかを理解し、自分でも発音することを毎日続けるとかなりストレスなく英語が効けるようになるのです。


母語獲得のプロセスで説明した通り、人間の脳は生後10ヵ月頃に必要のない神経回路を捨てることで母語に集中して発達します。日本語には英語のLとRのような音がないことから、両者を聞き分けられる回路はその時に消えてしまうと考えられます。


そして、実際にLやRの音が聞こえてきた時には、一番近い日本語のらりるれろの音に置き換えて処理されるのです。それでも前後の文脈から判断すればLとRを混同することはなく、発音の仕方を理解してトレーニングすればある程度までは聞き分けられるようになります。


固有名詞など文脈と関わりのないところでの聞き分けはほぼ不可能ですが、そういう場合は別のフレーズで言い換えてもらえば事は足りるでしょう。


研究者の間でも意見が分かれますが、早く読んだりスラスラ英語を話せる人も完全に英語だけで考え、理解しているわけではないという意見があります。英語でインプットされた文字や音声による情報を英語だけで理解しているなら、日本語と同程度の処理速度になるはずなのです。


しかし、比較するとやはり英語の処理には日本語よりも英語の処理には日本語よりも多くの時間がかかっています。しかし、上級者になればなるほど脳の処理能力のうち文法に割かれていた部分が小さくなるため、語彙やフレーズの一部は字面を読まなくてもパッと見ただけで瞬時に判断できるようになるのです。


つまり、脳の深い部分では母語が動いていたとしても、速読のトレーニングや自動化で語彙やフレーズを増やすことで、日本語訳を意識しないレベルまでスムーズに読めるようにはなるということです。


まずは、自分の英語レベルがどの程度にあるのかを確認したいところです。英字新聞に使われている語彙はそれなりに高度になっています。1本の記事に知らない単語が3つ以上も出てくるようだと、前後の文脈などから意味を推測するだけで脳の処理はいっぱいになり、読み進めるどころではなくなってしまうでしょう。


また、記事の背景や周辺知識に乏しくて日本語でも読むのが難しいテーマですと、字面を追うだけでも精一杯で、とても理解は進みません。そういう頑張りを毎日継続することは楽しくないはずです。


英語学習にはモチベーションが必要で分かるから楽しい→楽しいからもっと読みたい、という好循環が継続につながっていきます。専門用語で最近接発領域と呼ばれていますが、自分の現在の語彙力を手掛かりに少しだけ上のレベルに挑戦し続けるのが、最も効果の期待できる英語学習法なのです。


初心者であれば、語彙レベル別のテキストや英字新聞などから始めることをお勧めしたいと思います。