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大手英会話スクールの営業の話
ジオス・Aeon元スタッフが経験した英会話スクール裏事情。
2009年 7月 11日(土曜日) 17:08

私たち大手英会話スクールの社員は、言ってみれば「鵜飼い」の鵜のようなものです。首を縄で絞められ、自由をきかなくされて魚を飲みこむと、食べないうちに吐き出させられる。つまりその魚になるのがお客さんになるということなんですけど。

大手の英会話スクールの営業は、各ブランチ(例えば渋谷校などという各スクール単位)で売上目標を立てる期間(1ヵ月だったり1週間だったりします)目標を達成することが最重要課題です。目標をクリアできなければブランチマネージャーの責任となり何らかのペナルティーが課されます。

社員個人には、個別に数字が出て、何人入学させたか、継続は何人したか、キャンセルはあったかなどのポイントを計算して、個人売上を出し、その成績が給料に反映していきます。

つまり私たち社員は個人の成績を上げることで、ブランチの売上を確保するという図式になります。

先ほどの例えでいうと、鵜飼いの船が各ブランチであり、鵜匠がブランチマネージャー、鵜が私たち社員です。本社は鵜飼いの元締めで、鵜飼いから上がってきた上納金で儲かるという仕組みですね。でもそこは会社組織ですからほとんどの大手企業がそのような仕組みになって運営されていますので仕方ありません。

では、英会話スクールは何を売っているのでしょうか。もちろん、英会話スクールですから、英会話の勉強をできる環境を売るのはどこのスクールも一緒ですが、この英会話スクールには大きく分けてふたつのシステムがあります。

ひとつは前金で授業料を取る方式、もうひとつは昔からある月謝制のスクールです。今は毎回払い制のマンツーマンレッスンを特化しているスクールもありますがこれは理想的です。わたしがいるスクールはもちろんローンを組んでもらう前金制で、大手では、この前までテレビコマーシャルなどで派手に宣伝しているところはたいてい前金制ですし、中小のスクールでも前金制のところが多いようです。

月謝制のところは、規模の小さなスクールだったり、昔からある老舗のスクールなどです。前金制と月謝制と一口に言いますが、両者はまったく違うものだということをまず覚えておいてもらいたいのです。

つまり、前金制のところが、学校というものを経営しているということなのです。月謝制はあくまでも、学校であるということが、大前提で、もちろん民間ですから、儲けはでるようにしているでしょうが、その規模が違います。つまり前金制のところは、ひとりでも多くの生徒を入れ、お金を取らなければコマーシャルを打つことが出来ない、次々にスクールをオープンさせてきましたので、資金が足りなくなるのです。月謝制のところは全国にまたがって営業しているようなところはないので、経費があまりかからないから月謝制でも充分にやっていけるということなのです。

前金制と月謝制という大きな流れがあり、さらに前金制のところでは、固定制と自由予約制という2種類の形態があります。

固定制とは、自分の英語能力に合ったグループレッスンのクラスで、曜日も時間も決まっている方式です。自由予約制は、時間単位のチケットをあらかじめ買っておき、自分の好きな時間帯を予約して勉強ができるというものです。このふたつの制度は、生徒の身になって考えるとどちらにメリットがあるのかは一長一短があって分かりませんが、わたしたちにとっての要は前金で多額のお金を取り、どれだけの売上を上げられるかということだけです。