ジオス・Aeon元スタッフが経験した英会話スクール裏事情。
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2010年 10月 01日(金曜日) 12:00 |
大手の英会話スクールは、分割払いでクレジット会社のローンを採用していますが、もしNOVAのように潰れたら、支払いはしなくてもいい、ということはありません。 ですから、英会話スクールの倒産は、被害者を苦しめる、社会的にも重大な問題なのですが、どうしてそうなるかというと、スクールとクレジット会社、そしてお客さんの三者間契約になっているからです。
つまり、スクールはクレジット会社との契約を、お客さんとクレジット会社の契約にして、スクール側は支払いを保証する関係なのです。 ですから、お客さんが支払わない場合はスクールが代わりに支払いますが、基本的にはお客さんとクレジット会社の契約になるわけで、最終的にはお客さんが責任をとる形になっているのです。
もし支払い途中で、スクールとの契約を解除する場合でも、クレジット会社との契約解除はお客さん自身でやらなければなりませんし、手数料もお客さんの負担になるのです。 大手の英会話スクールが潰れると、現金で一括して支払った人も、ローンを組んだ人も、同じように被害を被るということになりますから、くれぐれも潰れそうなスクールには近づかない方がいいでしょう。前にも書いた通り、前払い制、ローン分割よりも月謝制、月謝制よりも現金の毎回払い制が安全でその方が講師も英会話上達のために頑張ってくれるのです。
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