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持ち株に泣いた大手英会話スクールの社員
ジオス・Aeon元スタッフが経験した英会話スクール裏事情。
2010年 9月 10日(金曜日) 12:00
株式を店頭公開した大手の英会話スクールに学校の同級生がいて、その子は、店頭公開と同時に会社の方針に従って、株を買うことになりました。

彼にしてみれば、将来もそのスクールで働くことにしていましたから、株を持っていれば、会社に良い印象を持ってもらえるということもありますし、強制的ではないものの、会社の株を持つことで、自分自身への励みにしようと思ったからです
ところが、
「お前の会社の株はすぐ上がるぞ。うちとしても買っておこう」と父親が言ったものですから、父親が400万円、自分は自動車を売るなどして150万円も自社株を買ってしまったのです。

父親にしてみれば、貯金の金利も低いし、それで大儲けしようとまでは思わなくても、多少の利益さえ出れば、すぐにでも売ろうと思ったのですが、息子がその気になって、何百株も買ってしまうとまでは思わなかったのでしょう。

ところが、その株価は店頭公開当社はそれなりの高値がついたのですが、数日のうちに値下がりして、あっと言う間に3分の1くらいの値段になってしまったのです。
これには、親子で愕然とししたそうです。父親は、老後のためにとっておいたなけなしの退職金をつぎ込みましたし、彼も車を売ってまで買ったのに、株価が大きく値を下げたのですから、当然でしょう。

でも、いずれ上がればと思い、じっくり持っていることにしました。ところが、それから数年たっても、株価は公開時の10分の1以下になっていて、上がるどころかじりじり下がり続ける一方なのです。さらに、そのスクールには経営危機まで伝えられる有り様で、彼は自分の分はともかく、父親の老後資金を10分の1にしてしまったという後悔で夜も眠れないということなのです。

もちろん、株のことですから、この親子は誰にも非難の的先を向けることはできません。自業自得と言ってしまえばそれまでなのですが、彼が許せないのは、株式を上場したその年に、彼が勤めている英会話スクールの社長が長者番付の上位になったことです。

「きっと、上場してすぐに高い株式のままで売ったんだ。オレたち社員には「持ち株を勧めておきながら、自分だけ儲けたんだよ。まったく許せないよ」
しかし、そういう彼もまだ2007年のNOVA倒産まで在籍していたのです。