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スタッフはインストラクターの世話係
ジオス・Aeon元スタッフが経験した英会話スクール裏事情。
2010年 1月 15日(金曜日) 12:00

ほとんどのインストラクターが日本語をしゃべれません。しかも、初めて日本に来た人もいますから、生活習慣から始まって、乗り物の乗り方とかすべてにわたり、とにかく訳が分からないのです。

それをわたしたち社員がいろいろな相談に乗るのですから、英会話スクールの社員は他の会社の社員よりはやる仕事が多いのです。

インストラクターたちは、たいていの場合、会社が用意したワンルームマンションに住んでいます。つまり寮とかないので、自分のことは自分でしなければならないのです。外国からやってきて、サポートする人間が誰もいない中で生活するのですから、不安になることは多いのでしょう。会社がインストラクターの世話係専門の社員を雇えばいいのですが、そんなことは経費がかかるので、してくれません。

インストラクターは、さまざまな国から集まってきており、育ってきた環境も違うし、ものの考え方も違う、そんな人たちの集まりですから、悩みもいろいろあります。ただ、日本人とだいぶちがうなあと思ったのは、彼らは同じ国同士ですぐに群れる日本人と違い、国は違っても気の合う同士ですぐに仲良くなれ、おたがいへの依存心はあまりないということです。

日本に来て間もない人からは、どう答えらたよいか分からないような質問を受けることがよくあります。

 

ある日、カナダからやってきたアメリカ人インストラクターが、

「吉祥寺に住みたいんだけど、不動産屋を知らないか」

と言ってきました。

わたしが住んでいるのは、まった逆の方向なので、吉祥寺のことななんかよく知りませんし、まして不動産なんて、地元でも知りあいなんていないのです。
アメリカ人にしてみれば、東京に住んでいて、何故わからないのか不思議に思うでしょうが、東京という都市は世界でも一番大きい、だから自分の住んでいるところしか分からないことが多い、ということを説明しました。
ですから、もしその街に住みたければ、自分で歩いてみて、不動産屋の看板があったらそこに入ればいい、とアドバイスしたのです。


「知り合いが言っていた。吉祥寺のあたりは物価が高い。でも住みやすい」

そりゃ、そうかもしれないけど、日本人ならともかく、外国人が住むには果たして住みやすいのかどうかは分からないのです。

ただ、わたしにしたって、英語力がそれほどあるわけではありませんので、細かく説明できません。しゃべれないからといって、それで相手を突き放しては、コミュニケーションが取りにくくなります。ですから、インストラクターの中でも日本語がしゃべれる人をつかまえて通訳してもらい、やっと分かってもらえたのです。
そうかと思えば、わたしたち女性社員に相談出来ないことを、男性社員に聞いたりします。

「日本のキャバクラに行きたいんだけど、どこか知らないか」

と聞かれ返答に困った社員もいました。

「この前、カナダ人インストラクターのAがキャバクラに行きたいが、どこがいいのか分からないので、一緒に行ってくれというんです。じゃあ、お金はいいのかと聞きましたら、割り勘だというので、頭にきて断りました」

と男の社員がわたしに打ち明けたのです。

実はこんなことは大手の英会話スクールでは日常茶飯事で、キャバクラに一緒に行ってくれなどというのは可愛い方で、どこかでナンパした女の子に飽きたから、お前から、俺はもう国へ帰ったと電話してくれないか、というようなことを頼まれることもしばしばあるそうです。
わたしたち女には、もっぱら日常生活のことを聞く場合が多いようです。

それは料理のことから、洗濯などの身の回りのこと、例えば、スーパーでこんなものを売っていたが、どう料理すればおいしく食べられるのか、安くてうまいおかずを作るのにはどうしたらいいのか、といったものです。そうなると、わたしたちはまるで彼らのお母さんのようなものです。

きつい営業はしなくてはいけない。その間インストラクターの面倒も見なければならない、まったく大変な職業を選んでしまったものです。