大手英会話スクールのインストラクターの出身地 |
ジオス・Aeon元スタッフが経験した英会話スクール裏事情。 | |||
2010年 1月 08日(金曜日) 12:00 | |||
普通、英会話というと、キングスイングリッシュ、つまりイギリス英語が、英語の王道であり、イギリス人に習うのが正しい発音を覚えられるからいい、というのが常識というか、定説だったのです。 ところが、現実的にはいまや英会話スクールのインストラクターは、オーストラリア人が多く、次にアメリカ人、ニュージーランド人、カナダ人などで、イギリス人は比率からすると少なくなっています。 それにオーストラリアやニュージーランドはビザの関係で日本と協定があり、日本に来やすいということもあります。 日本でいえば、東北の人が東京に出てきて何10年住んでいてもなかなか訛りが抜けない人がいるのと同じです。 いくら英語を母国語にしているからといっても、それぞれの国によって発音は明らかに違うし、その国の中でも地域によっては多少違うこともあります。ですから、旅行者が使う範囲で、相手も自分が旅行者だという認識の上で通じることと、その国の人間と同じレベルで話せるようになることというのは違って、いくら日本の英会話スクールでペラペラになろうとも、その土地に何年間か住まなければそれは不可能なことです。 そんな中学生にでも分かるようなことを、いかにも本当にネイティブと同じレベルでしゃべれるようになる可能性があるなどと大手の英会話スクールが言うのはおかしな話なのです。大手英会話スクールのあやしさが分かるというものです。
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