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英語を喋れるようになりたいと思ったら②<英会話が上達しない本当の理由>
2017年 4月 24日(月曜日) 00:00

さて、ここまで読んでくれた方には、これから教科書に載っていないスキルを伝授しようと思います。英語は母国語ではないのだからネイティブスピーカーには決してなれないと肝に銘じておきましょう。そして、第二言語として英語を使わせてもらっている以上、文化へのリスペクトは忘れてはいけません。

5.一日一語

毎日一語ずつ覚えていったとしても、一年で365語、3年で1000語を超えることになります。私は、これと言って単語帳があるわけではないですが、仕事の合間に見るインターネットのニュースを英語で読んだりします。

知らない単語はすっ飛ばして読むことにしています。ただ、どうしても知りたいと思った単語はダブルクリックすると日本語訳が出る拡張機能をブラウザに付けているので、簡単に調べる事ができます。

とはいえ、わざわざ調べた単語を書き出したり、暗記しようとしたりはしません。でも、たいてい同じ単語を3回ぐらい調べれば、なんとなく頭の中に入って行く。そんなこんなしているうちに、政治の話も、歴史の話もできるようになりました。アメリカの大学生よりきれいな私の英語はCNN放送のおかげかも知れません。単語は必要な時に必要なだけ入ってきます。無理やり暗記する必要はないのです。

6.使えるフレーズ

口語体で私がよく使うフレーズを紹介しておきましょう。 まず「~みたいな」「~って感じ」のゆるふわな表現方法で、「Like~」ですべて解決することができます。これが使えれば言葉に詰まる事はなくなるでしょう。

「I feel like crazy.」とか「I was like what?」。後者は「アタシは何だって?って感じだった」と言う意味です。これは使えるのでかなりおすすめです。「えっと、えっと」という意味でも使えます。

「It was like, like like something I’ve never seen before」ザックリ過ぎる例文ですが、意味は「なんて言うか、今まで見たことないようなものだったよ」になります。

それから英語の文法をある程度理解している人であれば、英語は後の方に詳細をくっつけていくのはご存知でしょう。その際使えるのが「Which means~」日本語にすると「~って意味」と補足が必要な時に使います。

簡単な例として「I didn’t like math which means I’m bad at numbers.」日本語訳は、「数学が嫌いだったの。だから数字には弱いって事」という感じです。これは何か言い足したい時に使えます。 私がよく使う方法で、これはうちの子供たちにも教えたことがあります。

質問文で、学校で勉強するのは、彼は犬が好きですか?を英語にすると「Does he like dogs?」であるが、「He likes dogs, right?」と肯定文に「Right?」を付けるだけで、「彼は犬が好き、だよね?」という質問文に早変わりするのです。

「Is she doing homework?」を「She's doing homework, right?」これで質問するときにDoesだっけDoだっけ? 現在進行形だからBe動詞で始まるんだっけ?と考えなくてすみます。これはかなり使えます。そして、この武器があれば、たいてい乗り切れるでしょう。

「What do you mean?」どういう意味?解らなければ聞く以外に道はありません。ただ、繰り返し使うとかなり嫌味になる可能性があります。これは日本語でも同じです。

本当に聞き取れなかった場合は「Excuse me?」でも「Perdon?」でもいいが、かなり固い言い方です。仲良しならば「What did you say?」何て言ったの?でも問題ないでしょう。

逃げる時の技で「I don’t know how to say in English.」(英語でなんて言うのかわからない)は、使えます。途中まで説明してそれでも伝わらない場合はこれを言ってさっさとトピックを変えてしまいましょう。

そしてゴリ押しのフレーズは、「My Japanese is way better than my English.」私は英語より日本語の方が上手だからです。これで完全に逃げることができるでしょう。

7.くっつけて発音するリエゾン

前の単語とくっつけて発音するリエゾンはご存知だと思いますが、基本的にくっついてしまっているのは「going to(ガナ)」「want to(ワナ)」が代表的でしょう。表記も「gonna」や「wanna」になっています。

「Are you gonna leave tomorrow?」(明日帰るの?)や「you wanna try very good sasimi?」(おいしい刺身食べたい?)などです。アメリカ英語で端折ってしまっているのが「T」の発音でしょう。例えば、「Letter」はアメリカ英語では「れらー」と聞こえます。「Runner」は「らんらー」と聞こえます。

また、 「on a」おな「and a」あな「in a」いなのように、前置詞と呼ばれるものはほとんど聞こえないか、またはくっついてしまっています。使い方も結構あいまいです。学校で「at」「in」「on」などの使い方で×をもらった事があると思いますが、聞こえない音なら気にする必要はないでしょう。

私はわからない場合は「on」をよく使うようにしています。私の経験上、前置詞の使い方は地域差があるような気もしています。日本語でも曖昧なのだから神経質になる必要はないのです。