英語を喋れるようになりたいと思ったら①<英会話が上達しない本当の理由> |
2017年 4月 17日(月曜日) 00:00 | |||
さて、ここまで読んでくれた方には、これから教科書に載っていないスキルを伝授しようと思います。英語は母国語ではないのだからネイティブスピーカーには決してなれないと肝に銘じておきましょう。 そして、第二言語として英語を使わせてもらっている以上、文化へのリスペクトは忘れてはいけません。 1.日本語では使わない顔の筋肉を鍛える 英語の発音に必要なのは、顔の筋肉です。私がいつも感じるのは、1か月英語を話さないでいて、急に英語を話そうと思ってもうまく話せなくなります。それは、顔の筋肉が動くようになるまで2-3日かかるからです。だから、私は必ず音読をするようにしています。 スポーツと同じで、筋肉は鍛えれば、必ず答えてくれるからです。一番重要な筋肉は、舌です。日本語を喋るよりもはるかにスピーディーに舌が動かないと英語は上手に話せません。今まで使ったことのない筋肉を鍛えるのは大変なことです。でも、さかあがりを練習した時の様に、練習しなければ絶対にできる日はやってこないのです。 2.英語が聞こえれば必ず喋れる 相手が何を話しているかわからなければ、会話になりません。何を話しているかわらないから、自分は英語ができないと思ってはいけません。自分を今から言葉を覚える赤ちゃんだと思うようにしましょう。 日本の英語教育は12年も勉強して話せる人を創出できないと言う面で全く意味がないと言う事を頭に入れておきましょう。今から新しい言語を習得するのだから、赤ちゃんのように少しずつ、間違えを怖がらずにその世界に入って行けばいいのです。 赤ちゃんはお母さんが政治の話をしてもそれが何の事だかわからないのですから、わらなかったらそれでいいのです。パパの事をパパと言ってもお母さんはそれがパパだとすぐにわかってくれます。赤ちゃんはたくさん言葉を浴びてある時突然喋り出すのです。 私がやった一番効果的な英語学習方法は、海外ドラマをまず吹き替えで見て、その後英語の音声にして見ることでした。これを1年ぐらいやっていたらその後急に話せるようになりました。自分の中に英語を貯めていくことが重要です。 3.書き英語と話す英語は全然違う What are you going to do tonight? これを教科書英語で発音すると「ほわっとあーゆーごーいんぐとぅーどぅーとぅないと?」となりますが、実際に聞こえるのは「うぁっちゃがなどぅとぅない?」です。英文を読んでいて、実際に話した際にどう聞こえるのか想像してみるのは楽しいものですが、一度、娘が英語の歌を歌いたそうだったので、一曲丸ごと聞こえるままに振り仮名をつけさせたことがあります。 好きな洋楽のCDがあるのなら、一度日本語を見ながら歌を聞いてみてください。実に、うちの娘は当時小学校6年生にしてマライア・キャリーをカラオケで熱唱しました。学校で一語一語発音させられたのを覚えていますか? 実際に耳に聞こえる英語は学校で習ったものと程遠いはずです。学校英語は消去した方がいいでしょう。何一つ有用なものはないからです。今日から赤ちゃんに戻って本当に聞こえる音だけを聞くことなのです。 4.日本人最大の難関「LとR」 日本人はRの発音ができないとよく言います。実際そうなのですが、ただし難しく考えてはいけません。日本語には「らりるれろ」の一つしかないですが、英語には「らりるれろ」が2種類もあります。そして一つ目、Lの「らりるれろ」は日本の「ラ行」とほぼ同じですが、発音する時に舌の当たる場所が違います。 いつもの調子で「らりるれろ」と言ってみると、舌が上あごの真ん中あたりに毎回当たるのに気がづくでしょう。Lのラ行は舌が前歯の裏に当たります。舌を上の前歯の裏に当てて「らりるれろ」とやってみると、ほら、英語っぽくなるのです。 以下の単語で練習してみましょう。! 「Line」「Long」Lion」 「Clean」 「Play」…。どうでしょう?Lを言うとき、舌をちょっと前に出すだけで簡単英語発音hができるようになります。 さて、もう一つのらりるれろ、Rの「らりるれろ」について説明します。Rのラ行は舌がどこにも当たりません。英語を話すときに異様に巻き舌の中学校の先生がいますが、舌を巻く必要はないのです。 舌をどこにも付けないで「らりるれろ」と言ってみましょう。超簡単です。そう、舌を付けなければRのラ行の完成だ。では、練習。 「Right」「Run」「Radio」「Repeat」…Rの発音は舌を巻くのではなく、どこにも付けないだけなのです。では、次の単語で合わせ技の練習をしてみましょう。 「Rule」「Library」「Please ring my cellphone」「Right or Left」「Red Bull」 どれもこれも中学で習った単語です。「らりるれろ」の難関さえ突破すれば、英語を話すのは難しくないのです。
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