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小中高の英語の教科書<英会話が上達しない本当の理由>
2017年 4月 03日(月曜日) 00:00

「This is a pen…」。私の世代はこのフレーズから英語の教科書が始まりました。現在はどうなのでしょうか?

娘の英語の教科書をのぞいてみると、「Hi, Ken. This is Mike. Mike, this is Ken…」。絶句しました。何も変わっていません。これだけ日本人が英語が喋れないのに、何も変わっていないのです。子供が言葉を覚える時はKenだろうが、Penだろうが、Mikeだろうがどうでもいいことです。

実際、きちんとした文法で日本語を話している日本人がどのぐらいいるのでしょうか? 口語で、「あっちに鳥がいたよ」という言葉を正しい日本語にすると「あちらに鳥がいました」になります。こんな言葉を話す子供はぶっちゃけ気持ち悪いものです。

3歳児がきれいな文法で話していたらどう思いますか? 「〇〇ちゃんの!」→「それは私のおもちゃですよ!」  「もっと!」→「私はもっと欲しいです」  「やーだ!」→「私は不愉快です」など ちょっと面白くなってきた所でやめておきましょう。

さて、私の言いたいところがわかってもらえたでしょうか?言葉というのは情報を伝達できればいいわけで、それが正しく伝わればいいのです。「あっちに鳥がいた」を「A bird out there.」と言うのか「There is a bird over there.」または「I saw a bird outside」。

どれを取っても情報の伝達という面では問題がありません。ただ、学校のテストで×が付くので子供たちは一つの言い方しか選べません。学校の英語授業が第二言語の習得を邪魔しているのです。

だから私は「Yes, he do.」に×を付けるのかが理解できないのです。実際、英語が母国語の人たちは「He/She do.」は頻繁に使います。だから私は娘が「He do」で×をもらってきても、「学校では×がついちゃうかもね」と言っています。情報の伝達において、YesかNoかが必要な情報で、doesもdoもあまり重要ではないからです。

私は子供の英語のテストの点数が悪くても、所詮言語だからと言い続けています。彼らはいずれ私の言いたいことがわかるようになるでしょう。今はまだ学校に行っているので、いまいち伝わってないようです。

ただ、息子が並べ替えの答えで「Mr. Tanaka is hot today it.」という回答をした時には笑ってしまいました。「田中さんは欲情しています。」または「田中さんは今日はやらしいですね。」になってしまうからです。これは×です。でも私的には笑いを提供してくれた意味で◎をあげたいと思いました。

ちなみに正解は「It is hot today, Mr. Tanaka(田中さん、今日は暑いですね)」です。