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言語とは言葉の置換えではない<英会話が上達しない本当の理由>
2017年 2月 27日(月曜日) 00:00

通訳をしていると、現場でこのように怒られることがあります。例えば、「さっきunderって言いましたが、下はdownじゃなかったですか?」解答:下へ落ちる、下に行くならdownでいいが、下の層を言うのであれば、underになります。

「ゴマするって、どういうの?え?っと、セサミ…」 解答:ゴマをするを直訳しても全くワケが分からない。toadyやflatter、sweet talkなどと同じ様な意味をする表現がありますが、そこにはsesame(ゴマ)は出て来ません。

興味心からだと思うので、質問して確認することは良いことだと思いますが、 クライアントの横で訳している真横で聞かれたりしますので呆れ果ててしまいます。これも勘違いなのですが、なぜか和英辞書で引いた単語の意味一個、もしくは学校で学んだ単語の意味だけを知っていれば、ある程度大丈夫だと思っていませんか?日本語を辞書で引いて、そこで見つけた英語を並べれば、通じると思っていませんか?

例で書きましたように、似た意味を持つが、ケースバイケースで適している言葉かどうか判断して使う必要があります。日本語と英語では文化背景が大きく違うので、伝えたいニュアンスや、強調したい点をすくいあげ、雰囲気が一番マッチした英語に日本語を落とし込まなければいけません。

その方が、より高いコミュニケーション力を持つ会話となりますし、早く伝わります。 例えば、単に 「いいね!」 と、言うだけでも、 「Good!」 「Nice!」 「Cool!」 「Awesome!」 「Wonderful!」 「Great!」 これ以外にも 「いいね!」 っぽい表現は沢山あります。

言語というのは、それぞれ生まれた土地に因んでいて、その後も進化し続けています。 ご存知の通り、アメリカ英語とイギリス英語でも差はあります。例えば、エレベーターですが、 アメリカ英語では、elevator、イギリス英語では、liftです。1階も、アメリカ英語では、first floor、イギリス英語ではground floor(2階がfirst floor)になります。

よく知られているのが、地下鉄をアメリカ英語では、subway、イギリス英語では、underground と言うことですが、これを見ても分かるように、ただ underground= 地下という1つの単語の意味では、足らないのが分かると思います。

それと同時にアンダーグラウンドと今では日本でも馴染みがある様に、underground =サブカルチャー といった意味でも使われますし、それは正に進化した単語の意味です。それと、TOEICの内容でも幅広く問われるのは、類義語です。社員をworkerだけでなく、staff、employeeと知る必要があります。

例えば、説明するという様な場面においても、explainだけに限らず、instruct、describe という風に、場合によって適している単語がまちまちです。日本語の説明に戻っても、親が子供に何かを説明する(知らないことを明確にする)初めてする仕事を、上司が部下に説明する(仕事をどうこなすか指示する) 外国人が知らないものを説明する(物事を描写する) というように、同じ説明を使っていますが、その場その場での深い意味は異なっています。

なので、「1つの単語に対して、覚える意味は1つだけでいい」であったり、 「英単語の意味を辞書で引いて、言葉をつなげると分かる」ということでもありません。ある程度はイメージできますが、文化が大きく違う日本と欧米ですので、その日本語を英語に直訳するほど、やたら変な文章になりがちです。

なので、大事なのは、「言語というのはもともと適当」だと改めて捉えることです。それをふまえた上で、それぞれの言語が持つ特徴や、文化背景を理解すると、より一層言語がマスターできると思います。

面白いのが、適当という言葉を辞書で引いても分かりますように、本来は、 適当= 丁度適している、いわゆるピッタリという意味でしたが、今では、適当= あいまい、いい加減としての使われ方の方が多いです。真逆の意味になっていますが、実は英語でもそうなんです。

Bad= 悪いでしたが、今では何かモノや振る舞いが、Badだと言うのは、スラング的にカッコイイ、凄い、クールだね!という意味なんです。なので、テキトーな言語に対して、柔軟でいる姿勢が大切です。

辞書に書いている意味だけが正しいのではなく、それぞれの場面を表現豊かに楽しむには、言葉の意味に制限されず、幅広い感覚〟で楽しむのが大事です。どの言語も変わり続けますし、それも1つの特色として受入られれば、より高い会話力を身につけることが出来るでしょう。

「東京から離れるにつれ、誰も駅で話してくれなくなった。」

最近通訳したイギリス講師が言ったことです。まず日本人でさえ分かりづらい電車の路線や乗り継ぎですが、ただ路線図を渡しただけでは何にもなりません。講師は、駅員さんや周りの人に聞いても、 「ノーイングリッシュ!」や、 「ソーリー」と言われて、避けられたと言っていました。東京から地方に行くにつれて、それは強くなる傾向がありようです。

私は東京のスクールで英会話を教えていますが、関西出身です。このような状況を変えたいと思いつつ、日々努めています。私は語学について、広まるなら正直何語でも構わないと思っています。

まず世界とつながれる何らかのカギをより多くの人に、できればより多くの地方の人達に知ってほしいのです。なぜなら、日本は小さな国ですが、津々浦々に美しい町があります。自然があります。伝統があります。文化があります。人々がいます。それらを世界に知ってもらうには、人と人がつながるための言語が必要です。

確かにインターネットが普及し、世界のどことでもつながれますし、情報を得ることは可能です。でも、実際人と人が出会い、時間を共有し、お互いを理解し、感情的につながるということは、今とても必要とされていることではないでしょうか?

時代は加速し続けますが、このような本来の人間としてのつながり方を英会話をマスターするのと同時に、実感して頂ければ本望です。より皆さんの人生が世界レベルで楽しくなりますように。さて、いよいよ次回からは実践編に移ります。