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「This is a pen!」は実はかなりカッコ悪い<英会話が上達しない本当の理由>
2017年 2月 20日(月曜日) 00:00

中学英語でまず習うのがThis is ~. That is ~.という英文法です。そして、英語がいまだに話せない英語のセンセイは、「ジス エズ アッ ペ~ン!」とか、言ってるのかも知れません。 かなり前ですが、中学当初の私の英語のセンセイもこのタチでした。be動詞を教えるのはまだいい。だけど、この例文はもういらないでしょう。少し考えると分かりますが、まずこんな英語誰が言うのでしょう。

「これはペンです。」「あれは本です。」これを言ったところで、ほとんどの国で返ってくるのは、I know. (知ってるよ)です。 以前、アメリカ人の大学講師のセミナーでも冷ややかに言ってましたが、 「日本の方が英会話を勉強する上で、まず忘れてほしいのが、This is a penです。言うなら、It is a penにしてください。」と。

This/ That is ~という言い方は、そのものを全く知らない人に、「これはね、こういうものなんだよ。」という風に説明する際によく使います。ある意味、大人が子供に何かを教える様なときです。なので、それを大人同士がすると、やたら上から目線に聞こえてしまいます。

もちろん、当初まだ寿司が世界で知られていなかった時には、生魚の切身が小さな米の玉の上に乗っているものを、「This is Sushi.」と説明していたかもしれません。でも、中学の英語の授業でもうペンとか本とかはいいんじゃないでしょうか?

もう一つ、これも捨てていいでしょう。日本人が英会話を学ぶ上で、この二つが大きな障害となっています。まずは、カタカナです。どこか頭の奥で、カタカナは外来語、それは全て英語と認識していないでしょうか?外来語は確かかも知れませんが、それが全て英語ではないことを今一度しっかり理解して下さい。

そして、英語で分からない場合にカタカナに頼ることを止めましょう。まず、パンですが、これは英語じゃありません。フランス語/イタリア語/スペイン語です。次に、ビルですが、これは英語のbuild(建てる)から来ていると思いますが、 ビルは名詞として使います。それなら英語では、building(建物)でないといけません。

このように、このカタカナは英語が由来なのか?使い方は正しいのか?と巡り巡って確認作業をするより、カタカナを一度忘れて頼らない方が一番近道です。もっと悪いのがローマ字です。ローマ字は、小学校の中学年辺りで習うと思いますが、とにかく現代では、もうどうでもいいように思います。

子供達は、自分の名前を英字表記できて楽しいでしょう。でも、 東京もTOKYOを外国人が読めば、トーキィヨーと発音され、本当に機能してるの、ローマ字と、思ってしまうのが現実だと思いますが、それをやたらルール化して先生は教えます。

子供のことを考えてみて下さい。まず多くの子供にとって、ローマ字を書くことが、「初めて自ら英字を書く」 という体験になるということです。そのインパクトは大きいようです。その結果、小学生高学年で入ってくる生徒に対して、私が単語クイズで、「Lookと書いて下さい」 と、口頭で問うと、ほとんどが必ずRukkuと書いてしまいます。「ではLikeを書いて下さい」 Raiku、「Doorは?」Doa、と絶句してしまいます。

本当にもったいないし、残念です。単に彼らが、自然とローマ字に置換えてしまうのがダメなだけでなく、勝手に発音もカタカナ読みして、どこかで認識していることです。いくら舌で前歯の裏をはじいて、正しくLookと言って聞かせても、彼らの頭の中では、「ルック(Rukku) ですね、はいはい」としか認識されなくなってしまっているんです。カタカナもローマ字も、先人が残してきたものなので、大声で否定できませんが、 小声で 「脱カタカナ・脱ローマ字運動」を牽引したいと思っています。