海外留学をもっと簡単に<英会話が上達しない本当の理由> |
2017年 2月 06日(月曜日) 00:00 | |||
グローバル人材育成において言えば、海外留学が柔軟で頻繁にできる経済的サポートが有るべきだと思います。 日本の人口減少が進む今、人材育成に投資する以外他はないでしょう。 英会話力はデスクに向かいガリガリ勉強するより、 さっさと海外に出た方が、断然早いのです。それを国が牽引して、是非取り組んでほしいと願っています。 学校の先生達も、どんどん学生に留学を勧めるべきだと思います。「日本は人口が減っているのに、そんなに若者が出って行ってしまうと困る!」と思うかも知れません。結果として海外永住する人も出てくるでしょう。でも、それは母国が当初支援してくれたからできたという恩は、日本人なら忘れないでしょう。 たとえ自らが帰国しなくても、何らか1つでも将来の上で、日本のためを思い実現してくれたなら、それは大きいリターンだと思います。こういうケースもありました。私がアメリカの大学にいたときです。友達にインド人の留学生がいました。 彼が言うには、貧しい国から来ているので進学するのは大変だった。なので、確か日本の大手自動車メーカーだったと記憶していますが、奨学金の切望レターを書いたら全額くれたということでした。 それを聞いてびっくりしましたが、これは事実です。彼は元々母国でエンジニアとしては有望で、良い成績を残していたようです。それでさえ、アメリカの一流大学へ進むのは困難なので、このような方法に至ったと話してくれました。企業がたまたまこのタイミングで国際的CSR活動のようなことをしていたのかも知れません。 細かい点は分かりませんが、この彼の留学が日本企業からの学費サポートで可能になったのは確かです。現在、彼は母国で自動車設計士として活躍しています。今の時代では、改めて国内の若者を支援、育成する仕組みづくりをしていくことが大切でしょう。
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