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英語に自信がなければ通訳を通せばいい |
2012年 4月 05日(木曜日) 00:00 | |||
普通、通訳を雇うのは政治家や経済界のトップクラスなど限られた人の話だと思っているかもしれないが、日本在住の外国人で日本語も英語も堪能な人は多い。だから気軽に頼むことはできる。 マリナーズのイチロー選手はアメリカに渡って10年になるが、インタビューでは必ず通訳をつけ、英語で質問されても必ず日本語で返している。本当はチームメイトと英語で談笑できるくらいの会話はできるし、発音もいいみたいだが、微妙なニュアンスを伝えきれないので通訳を入れているのである。
イチローの奥さんは英語が流暢な元NHKのアナウンサーだし、自分で英語を上達させるより、英語ができる奥さんを一緒に連れていくほうが早いと判断したのかもしれないというのが常識的な感想だ。最大限ベースボールに集中できる環境を整えるのはプロとして当然ということになる。
つまり何をしに海外に行くのかという目的が大切なのである。
英語を話したくて海外に行く人はいないだろう。ビジネスで行くのなら英会話ができないと思い悩むのはあまりにも馬鹿げている。この際、通訳を雇って自分は仕事の内容に集中したほうがいいのではないか、と。
おそらく、中国に行くときはためらいなく中国語と日本語がわかる通訳を雇うだろう。それと同じく英語も言語の一つに過ぎないのだから、できないからとうろたえるのではなく、自分のできることで勝負したほうがいいと思うのである。
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