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スピードラーニングや大手英会話スクールのカモになるな
2012年 3月 29日(木曜日) 00:00
2007年と2010年に起こった大手英会話スクールNOVAとジオスの倒産劇はまだ記憶に残っている人も多いだろう。しかしいまだにスピードラーニングやイーオン、ECC、ロゼッタストーンなどがテレビでコマーシャル広告を出している。雑誌や新聞では日本人がいかに英語ができないかという特集記事、電車の中吊り広告でも英会話ができないとどれだけ困るかを煽っているのである。英語ができないともう生きていけない錯覚を日々植えつけられている気がする。それも、たいていは英語が必要ではない比較的日本人的な人が錯覚を起こしているのが特徴だ。

英語が必要ではない人が英語が必要だと思い込むことで、大手の英会話スクールや英語のリスニング教材を売っている企業は儲けている。加えて、小中高校の学校の英語教師もそうだろう。英語が必要だと生徒に思ってもらわないと、自分のくいぶちがなくなってしまうのである。

特に大手の英会話スクールはほとんどがグループレッスン中心で日常英会話を教えるのが極めて下手である。大手のネイティブ講師は、日常会話で使われる単語やセンテンスを覚えさせず、英語で会話をしているフリをさせているだけである。

だから大手の有名な英会話スクールに通い、教室ではそこそこしゃべれるような気になったものの、新婚旅行でラスベガスに行ったが話しかけられただけで固まってしまう。レストランでメニューを出されても読むことすら出来ない。日本の大手英会話スクールで教えているのは、現地では通用しない「使えない英語」なのである。

そもそも、大手の英会話スクールの講師の質は疑わしい。大手英会話スクールの外国人講師の英語はペラペラかもしれないが、講師としてはプロというわけではない。外国人の顔をしているだけでイメージはいいが、ワーキングホリデーを利用して教えている高卒の講師もいるようだ。NOVA、イーオン、ECC、GABA、シェーンにもそのような講師はいるが、子供相手ならうまくごまかせるだろうが、卓越した大人であればすぐに見抜かれるであろう。

大手の英会話学校に在籍しているほとんど日本語を理解できない講師が日本人にうまく英語を教えられるとは、到底思えない。簡単なあいさつ程度ならいいが、文法を教えるときは英語でも日本語でも難しいはずだ。やはり言葉を話せるのと教えるのとは違うのだ。

ネイティブの講師より、留学経験さえない日本人講師に教わるほうが理解できた、という話も初心者にはあるぐらいである。外国語を教えるには、その国の母国語を理解し、さらに背景である文化や生活習慣、コミュニケーションの方法の違いなど理解しないと教えることができないはずだ。

アメリカやイギリスなど英語圏に行って現地の人と接して体感するのが一番いい方法だが、大手のグループレッスンに通うのであれば、マンツーマンレッスンを集中してうけたほうが賢明な考え方だ。大手英会話スクールでレッスンを受けるなら、その国の歴史の本でも読んだほうがよっぽど役に立つ。言い回しを覚えるよりは、歴史を学んだほうが、本当の意味でその国を理解できるのである。