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2008年後半からのリーマンショックに続く「100年に1度の大恐慌」。2009年に入り中間決算の業績をＧａｂａもベルリッツも下方修正した。

両会社とも2008年前半までは2007年中間期決算の予想を10％増ぐらいに設定したものと考えられる。それが一転赤字になると発表したのだ。

アメリカ発の大恐慌による個人消費の低迷によって大きく影響を受けたものでそれまで販売促進のキャンペーンや新規出店を積極的に行っていたが、入学者が伸びず（特に外資系の男性サラリーマンと法人向け研修）、当初の予想を下回りそうでした。

コンシューマーレポートに詳しいジャーナリストは言う。

「リーマンショック後の株価の暴落もあったでしょう。高額の授業料を払ったものの、予約が取りにくく、満足のいく授業ではない等の理由で、受講生が解約を申し出たが、スクール側が受け付けず、公の機関として委員会が間に入り授業料の返還の承諾を得たんです」

トラブル解消のために人員を増やしたことが、生徒が集まらず、かえって利益を下げたということから、何とも皮肉なことだ。