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個人でやっている英会話教室でアメリカ人の恐怖のレッスン
英会話スクール奮闘記
2011年 4月 19日(火曜日) 00:00

人にされてイヤなことは人にもしちゃダメって、お母さんに教わったはずだよね。これは万国共通だと思うのだけれど…、

と私は思ったのだが、この30代のアメリカ人男性がやっている英会話教室、恐ろしいことに、「先生が日本文化などに対して批判しても、言い返してはならない」という規律があるのだ。なんでも、

「語学を学ぶためのレッスンであって、文化衝突の場ではないから」だそうである。

じゃあ、先生を止めろ。と、私なら思うけど、ここは先生の王国。彼がキングだから、何でも許されるし、それがイヤなら「帰ってくれ」と言われるだけなのだ。

そもそも入学するときに、こういった禁止事項などが書かれた分厚い入学願書にサインをしなければならない。だから入ると決めたのなら、彼の攻撃的なジョークを素敵と思ってついていくしかないのだ。まあ、そういう人しか、入っていかなのでしょうね。

最初から「あれ、あれ?」と思っていた私であったが、先生の日本批判はその後も随時に現れた。

ここで討論になるのなら、主張する術が身につくとかまだ実りはあるが、規律のもとでは、ただ苦笑しつつ彼の怒りに耳を傾けるだけだ。感情的な人の話も聞き取れるようになるかもしれない、けれど。

でも、一番の問題は私のメンタリティーが一般的な日本人過ぎることだと思う。日本語流コミュニケーションしかできない私には外国から来た人の感情や考え方を100%共感することができないのだから。それは自分が悪いと思うのは確かだ。

それから「スパルタ」。これが学習に向いているのかどうか?という問題。

私の結論としては少なくても「私には向いていない」。何か聞かれたら、すぐ答えなければ怒られる厳しい雰囲気。でもこれってイギリスでもアメリカでも同じことなんだろう。それが「話さなければならないプレッシャー」としてうまく作用すれば話す力の向上となるかもしれない。

私が思うに、日本にいて英会話が上手くならない理由の一つに「日常生活で英語を使わない」だとおもうから。でも、私の他にいた生徒はけっこう長く通っている人ばかりで、一番長い人は2年だったのだが、とても自然に英語を話しているようには見えなかった。怒られないように、あせって話してしまうのだ。その様子が不自然だといって、また怒られるという悲劇の悪循環。

そして先生はときどき怒るだけ怒って、「私が今言った言葉の意味、わかる?考えてみて」といって部屋を出て行ったりするのだが、どう考えてみても、やっぱりわかってなかったりするのだ。2年はもちろん5年通ってもいても、である。

だけど人間、緊張していたら実力を発揮できないものですから、当然といえば当然。学校から一歩出たら、もっと自然に楽しく英語を話しているのかもしれない。先生には見せてあげられないけど。

ちなみに、学校の外で会っても生徒同士の会話は英語、というのも決められているようだ。

しかし「スパルタ」というのが合っている人もいるだろうし、アメリカやイギリスに比べれば日本は劣るから、何を言われても仕方ないと思う人が通っているかもしれないので、私が口をはさむのも余計な御世話だが、どこかでもう一度この先生に会ったら、必ず、言おうと決めている。日本の悪口は日本語で言え、と。