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超短期間集中レッスンならベルリッツ
ほんとにあった!失敗しない英会話スクール選び
2015年 2月 09日(月曜日) 00:00

ベルリッツは、文句なしに世界一の歴史と規模を誇っている外国語学校であることは論を待ちません。1878年といいますから、日本でいえば実に明治11年に、アメリカで、マクシミリアン・ベルリッツによって創設された学校です。本校はプリンストンにあり、日本進出当初は、日本駐在の外国人に日本語を教えることを目的としていましたが、その内容、質の高さ、効果の的確さが話題となり、日本企業から英語研修の依頼が飛び込むようになり、しだいに英会話を教えるようになったという経緯をたどり、今日にいたっています。

ベルリッツは言葉を学術的にではなく、自分の考えや意見を正しく伝える手段であると考え、いわゆるベルリッツ・メソッドという画期的な授業法を生み出したのです。ベルリッツ・メソッドの特徴は「覚えたい外国語だけを使って教える」こと。「会話の基本は聞く、話す能力。それを培うために、質問形式とロールプレイを徹底的に繰り返す」の2点。特に「聞く」「話す」の反復によって、受講生は結果的に講師と同じ量だけ話すことになるシステムが構築されているわけです。

この特徴に基づいて、ベルリッツ・メソッドは次の五つを法則として掲げています。


①学ぼうとする外国語のみを話さなければいけない

②話し言葉に重点をおく

③自国語に訳さず、学習中の言葉だけで考える

④自国語と結びつけず、新しい単語をものや考えにつなげて理解する

⑤講師は立て続けに質問し、答えさせる


この5つの法則に従った学習法によるレッスンを続けると、受講生は自然に常に外国語で考え、外国語で答えることが習慣づけられていき、外国語能力を自然に伸ばしていくことができるというのです。ベルリッツ・メソッドがいかに外国語習得のためのポイントをついているかは、これまで1世紀以上の歴史を積み重ね、世界で4000万人の卒業生を生んできたという実績からも推測できましょう。

ちなみにベルリッツのネットワークはいまや世界32カ国300のスクールに広がっており、英語はいうまでもなく、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、中国語、韓国語とあらゆる語学をカバーしています。

ベルリッツが特に得意としているのは、急速、外国語が必要になった場合、短期間で使えるレベルまで確実に引き上げてくれる「トータル・イマージョン」(全没入方式)と呼ばれるシステム。これは、ベルリッツの研究開発部門と、カナダのマッグリル大学心理学研究所、アメリカ・ワシントン州の国立神経学研究所の共同開発によって開発されたメソッドです。

単純にいえば、受講生を一定期間、マスターしたいという外国語づけにすることで驚くほどの効果をもたらすことが、すでに多くの例で実証されています。具体的にはレッスンは個人授業システムにする方法で、

「グループでレッスンすると、いくらレベル分けをしても個人差がつきまとい、人によってひっかかるところが大きく違ってきます。プライベートレッスンであれば、できるところはカリキュラムをスキップしてもよいし、できないところは集中的にやればよいことになります。一対一なら、相手の反応もよくわかり、プログラムやカリキュラムを、受講生に合わせて微調整することも可能になります」

というのが、ベルリッツの基本的な認識になっているからです。「トータル・イマージョン」は朝から夕方まで、1日5レッスンを数人の講師が交代で担当。1日のうち2レッスンは二人の講師が同時に担当して、自然な会話の流れにも対応できるようにします。また、昼食にも講師が同行し、食事中の会話を通して、実用的な英語、日常会話の雰囲気、流れを体験させるのです。こうして、いっさい日本語が登場しない環境をつくりあげることによって、短期間に驚くほどの実践能力が身についていくというわけです。

数人の講師が担当する理由は、「男性と女性によってしゃべり方に違いがあることからわかるように、英語表現にも人によって個性があります。できるだけたくさんの講師に出会い、いろんなタイプの人との会話に慣れておいたほうが実戦力には結びつきやすいんです」とのこと。

このへんの理論は、フリーレッスン制に徹し、毎回のように異なったネイティブ・スピーカーと話すほうが、実戦レベルの英会話力が確実に養われるという、NOVAの理念と共通するものを感じます。

この「トータル・イマージョン」は、実はイギリスが、日本勤務を命じられた外交官に実践している方法とまったく同じシステムです(あるいは、英国がベルリッツ・メソッドを採り入れたのかもしれません〉。イギリスは語学研修のための寮を日本にも所有しており、ここに日本人家族(もちろん、かなり教養レベルの高いファミリーです)と大使館員予備軍を同居させ、この建物内ではいっさい英語禁止。日本語だけにどっぷりつけてしまうのです。驚いたことにこうした生活を8週間ほど経験すると、ほとんどの人がほぼ過不足なく日本語をマスターしてしまうと聞きます。

海外留学をする場合も、日本人学生があまりいない学校や地域を選び、その地の家庭にホームステイし、家族の一員に混じって暮らすと、英会話は加速度的に進歩します。ベルリッツの外国語教授法は、長い歴史に基づいているだけに広く信頼されており、海外赴任にあたって、あるいは重大な商談をおびた出張に備えてなど、企業戦士の教育のプライベートレッスンの場として選ばれることも多いようです。