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国際人を意識して運営されている少々古臭い考え方のECC外語学院
ほんとにあった!失敗しない英会話スクール選び
2014年 10月 13日(月曜日) 00:00

日本が国際的にとかく批判を浴びることが多いのは、経済大国にはなったものの、地球的な視野に立った活動が低調だということでしょう。

1993年の春、国連ボランティアの選挙監視員としてカンボジア復興に尽力していた中田厚仁さんが、コンポントム市付近で武装グループに襲撃されて突然の死を遂げた事件は、いまも強く日本人の心に焼きついている事件です。志半ばで散ってしまった中田さんの人生に対する哀悼の意がこみ上げるとともに、日本人でも、カンボジアのために若いエネルギーを捧げている若者がいたということを知り、その一方で、具体的にはなんら地球人として意義ある日々を送っていない、自分自身に対する痛烈な反省をした方も少なくはなかったでしょう。

ECC外語学院では、英会話学校のもうひとつの存在意義は国際人、地球人としての自覚を高めることだという認識を早くからもち「地球救済キャンペーン」を実行しています。

「単になんとなく英語が話せる、ということではそれほど意味はないと思うんです」とECCの当時の学院長は語っています。「まず、ベースには日本に対する正しい認識があり、その延長線上に世界に対する関心と認識があり、世界平和のために、世界がより豊かになっていくために何が必要なのか、そして自分は何ができるのか。そうした意識をしっかりもって、そのために身につけた英語・英会話力を活かしていくというようになっていってほしいと願っているんです。

したがって当校では、真の国際人としての心構えを育成することにも力を入れています。自らの利益に執着せず、友を思い、社会を思い、日本を思い、世界を思い、そして地球全体を思う温かい心の持ち主を育てていきたいと願っています。

日本人はこれまでとかく、狭い殻に閉じこもってきました。これではダメなんです。国際社会に向けて、自分を発信させていく。たとえば英語が分かれば、世界のどこかで地震があった、食糧危機が起こっている、といった情報をキャッチできるようになるんです。

同じ人聞がこの地球上のどこかで困っている、苦しんでいる。これらを共有し、そうした人々のために自分は何ができるかを考え、実際に行動化していく。そこまでいって、はじめて英語を学んだことが活かされるのだと考えています」

ECC学院長が強調するように、ECCでは、外国人との聞に友だち感覚を育てるというNOVAに比較すると、世界が直面している問題に、積極的に参加していく姿勢を育てることに力点がおかれているようです。その端的な例が、「ECC地球救済キャンペーン」でしょう。ECCでは、1962年の創業当初から全国のECCで学ぶ受講生に呼びかけ、地球上に起こっているさまざまな困難に対して、積極的な行動を起こし、地球人として行動することを率先垂範してきています。

その具体的な成果が地球救済キャンペーンなのです。1969年には、忘年会をキャンセルし、その費用を日本で学ぶ外国人留学生援助のために寄付。翌70年には東パキスタン(現在のバングラデシュ)の大洪水災害救援のため。毎年、募金をつのり、世界各国での自然災害、干ばつ、飢僅などによる被災者の救援活動、あるいは森林破壊など進行しつつある環境破壊を少しでもくい止めるために植林活動を推進したり、発展途上国の子供たちの生活環境の改善、病気撲誠などに積極的に取り組み、「ECC地球救済キャンペーン」はいまや、国際的にも高い評価を獲得するまでになっています。

NOVAの外国人と友情を育むという姿勢、さらには地球人としての意識を高めるというECCのこうした姿勢は、民間の英会話学校が、文科省をはるかに先取りして、日本人の国際人への変革構想を着実に進めていることを物語っています。