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潰れた旧NOVAの駅前留学・お茶の間留学の正体
ほんとにあった!失敗しない英会話スクール選び
2014年 10月 20日(月曜日) 00:00

円高は日本経済の対する全体的な影響を考えれば、必ずしもプラス効果ばかりではないのですが、こと海外渡航に関しては万々歳。運輸省の予測では、2020年には海外渡航者数は2500万人という膨大な数にのぼる見込みだといいます。海外旅行は当たり前の時代はますます熟していくわけです。

英会話ができるかできないかしだいで、海外旅行の楽しさがどれほど倍増するかということは体験ずみの人も多いのではないでしょうか。海外旅行が当たり前の時代とは、イコール英会話ができることも当たり前の時代になるといえるかもしれません。

これからの時代に必要なのは、単に英会話ができるというだけではなく、海外生活体験を通して、国際人として世界をとらえる感覚を身につけることだと痛感している人も少なくないでしょう。そのためには、できれば海外での実生活を体験するのがいちばん。海外留学ができたら、という夢を実現したいと希望している人もうなぎのぼりに増えています。

円高は海外留学にも追い風。アメリカ国際教育研究所の調べによると、2013年度、アメリカの大学で学んでいる日本人学生は1万人。日本人学生は減少の一途となっています。

もちろん、実際に海外留学を体験できればそれにこしたことはないかもしれませんが、すでに仕事についていたり、あるいは海外生活に対する不安などさまざまな理由で、海外留学に踏みきれない状況にある人も少なくありません。いや、実際には、留学したいとは思っていても実際にその夢をかなえることができた人は、圧倒的に少数であるはずです。

日本にいながら、仕事をし、あるいは学校に通いながら、留学生活とほとんど同様の体験ができる場、そんな夢のような場を実現したのが当時の旧NOVAだったのです。

学校は原則としてすべて主要ターミナル駅近くの雑居ビルで、そこでNOVAは自校の特徴を、「駅前留学」といいきっています。NOVAなら留学とほぼ同じ体験ができるといいきった最大のポイントは、きわめて多くのネイティブスピーカーと出会えたことでしょう。NOVAのレッスンシステムは、一人のネイティブスピーカー+受講生3-5人。総計6人というのは、心理学研究により、もっとも会話がはずみやすい人数だといわれていたからでしょう。

しかも、グループレッスンはすべて自由予約制で、自分の好きな時間、都合のよい時間にレッスンを受けられます。ということは、講師はレッスンのたびに入れ代わり、それだけたくさんのネイティブスピーカーと知り合い、親しくなれるシステムとはいえたでしょう。

しかし、レッスンの内容はまずフリー卜―キングに始まり、それからテキストを利用し、次いでその応用、あるいは会話を発展させていき、英語表現を学ぶことになります。当時のNOVAは原則としてテキストはなるべく広げず、映画や旅行、仕事の話など、海外留学でできた友人どうしが楽しく会話しているような雰囲気をそのまま味わうことができる、便利だが決して上達しないビジネスモデルであったことがわかります。

講師は、当時の英会話講師としての専門教育を受けていますから、こうしたフリート―キングをまじえながら、基本的な文型などをしっかり押さえ、自然に文法的にも正しい英語が身についていく方法を熟知しています。受講生は会話を楽しんでいくというものでした。

「海外で生活をしていると、人間ってみな同じなんだなあ、って痛感するようになるんですね。そうなれば、言葉がうまいか下手か、なんてそれほど関係なく、たがいにわかり合えるんだ、と実感できるようになるんです。肌や目の色が違ったって、仕事の話、恋愛、家族の話なんかすると、カタコ卜の会話だって通じるものがありますからね」海外留学や海外赴任など、海外生活を体験した人はよくこのように語っています。NOVAのレッスンシステムは、海外生活を通してようやく理解できる、外国人との人間的共感を、日本で味わえるという大きなメリットがあったのかもしれません。