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英会話スクールは「公共事業」になると断言した潰れた元NOVA社長の発言を振り返る
ほんとにあった!失敗しない英会話スクール選び
2014年 10月 07日(火曜日) 00:00

今後、英会話スクールは、ガス・水道・電気と同じような、国民の日常生活になくてはならない「公共事業(インフラ)になる」と予測されるほど、大きな社会性があるという知識人さえいました。

GABAやAtlasはすでにこうした自覚に基づいて、次々と近未来社会への布石を打っており、現段階でもすでに、単なる語学研修の場を超えた展開を続けているようです。

たしかに、豊富なボキャブラリーを習得したり、技術としての英会話をマスターすることも決して意味のないことだとはいえないでしょうが、語学スクールでは、これからの社会に求められるのは単に語学力を身につけることだけではないと考えています。英語圏に限らず、世界中の人々が文字通り、世界の文化について体験し情報を交流させ、たがいに理解しあえる場、いってみれば、異文化交流のための一大拠点だと認識し、そうした場となることを指標に拠づくりやシステムづくりを進めています。

外国語を学ぶ究極の目的は、GABAやAtlasがめざしている通り、世界の国々が国家や民族の属性を超えて交流していくことであることは論を待ちません。前章で触れたように、今後はそうした意識をもった国民でなければ、やがて、世界の孤児となってしまい、容赦なく、世界の先端レベルから置き去りにされていってしまうでしょう。

現在、世界の先進諸国の中で、取り残される可能性をもっとも強く感じさせるのは、残念ながら、わが日本であることは否定しょうもない事実です。お隣の韓国では、米軍キャンプが常駐しており、テレビにも英語専用チャンネルが数チャンネルあります。

日本よりもはるかに英語教育への関心は高いのです。しかも実用レベルを満たす生きた英語が浸透しています。韓国の経済発展をもたらした原動力のひとつは、この盛んな英語力だといわれるほどです。こうした理由を考えれば、21世紀には、英会話を「公共事業」のように、すべての国民に浸透させなければならないという旧NOVAの決意も、決してオーバーとはいえなかったのでしょう。

旧NOVA社長の猿橋氏いわく、「私自身の体験から、英語がしゃべれるようになると世界が広がる。国籍を問わず、誰とでも友だちになれる。どこにでも、気軽に旅立てるようになり、旅先での楽しみもぐんと増える。これだけ、国際社会になったんだから、一人でも多くの人が英会話ができるようになったほうが楽しいんじゃないでしょうか」

2008年に潰れた元NOVA社長の猿橋氏は、若い頃、パリに留学しましたが、なかなかフランス語が上達しませんでした。そのためパリ留学に見切りをつけ、デンマークに行って全寮制の学校に入り、24時間、外国語漬けの日々を送ろうと決意したのです。

いくらなんでも、24時間、外国語にひたっていれば、言葉がうまくなるだろうと考えたのです。外国暮らしの体験のある人は想像できるでしょうが、パリ、ロンドン、ニューヨークといった大都市には何万人もの日本人が住んでいて、とかく日本人どうしが固まってしまうのです。

したがって、一日に3時間ほど(語学学校は一日3時間が単位となっているところが多い)外国語を学んでも、残りの時間は日本人どうしが日本語で話してしまうことが多いわけです。猿橋氏のもくろみは見事に的中し、デンマークの全寮制の学校で、かなりの語学力をつけることができたといいます。

しかし、一年後ビザが切れ、猿橋氏はいったんデンマークを出国しなければならなくなヒッチハイクしながら、パリに戻ってきました。ヒッチハイクをしながら、さまざまな国の人と出会い、交わることになり、その楽しさは忘れられないと猿橋氏は語っています。

そんな体験を通して、猿橋氏はいつの間にか英語を自由に使えるようになっていたばかりか、なによりも外国人と人間的に深くつきあえるようになっていたことに気づいたようです。日本人は国際舞台に立つとなぜかものおじしてしまいます。そうした心理の奥には、外国人は日本人とどこか違う、あるいは江戸300年の鎖国から目覚めた明治時代以来、どこか潜在的にひきずっている外国人コンプレックスが潜んでいるのではないでしょうか。

特に英会話が得意だったというわけではないのに、ふらりとヨーロッパに飛び出していったといいまずから、猿橋氏には外国人コンプレックスなどもともと皆無だったのでしょうが、それでもある程度、言葉を自由に使えるようになり、外国人と友だちづきあいできるようになると、日本人だから、外国人だから、といった国籍意識はほとんど消え去ってしまい、意識の上でもボーダレスになることを猿橋氏は体験的に把握し、感覚的に確信したわけです。

これまでも繰り返し触れてきたように、現在、日本人に求められているのは、なによりもボーダレス感覚を身につけることなのです。外国人と日常的に触れ合い、外国人と友だちづきあいをすると、彼らもまた一人の人間としての心の振幅をもっており、人生のさまざまな悩みを、日本人である自分と変わらずにもっていることに気づくのです。

外国人との聞に人間的な共感をもてる。これこそ、国際人としての第一条件、いや、国際人として絶対に不可欠な条件なのです。英会話を勉強する場というより、外国人と人間的に触れ合う場をつくろう。そうすれば結果的に、英語は必ず上達するのか。

猿橋氏が発想したNOVA創立のコンセプトは、日本人の国際人化を進めるという、現在、日本にもっとも求められているニーズをきわめて根源的に満たしており、それゆえ最高の効果をもたらすといえるでしょう。前章で、私が強調したかった、英会話学習を通して日本人を国際人につくり変える、日本人の精神性を変革するという目的を、NOVAは創業のコンセプトとしてとらえていたわけです。ここまでは良かったのです。少なくても1998年までは。