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英語教科書内容の改善の要点
ほんとにあった!失敗しない英会話スクール選び
2014年 9月 23日(火曜日) 00:00

従来の教科内容から、「聞くこと」「話すこと」を独立させ、「読むこと」「書くこと」の四領域でカリキュラムを組むようにする方針を明確に打ち出しています。

文型・文法事項などの取り扱いの弾力化と音声による指導の強化いくつかの改善点のうち、もっとも注目されるのは、教育機器の有効な活用とネイティブ・スピーカーの協力を採り入れるようにしたことでしょう。

文科省の、使える英語を身につけさせたいという目標設定、そしてネイティブ・スピーカーを招致して教壇に立たせ、あるいは授業時間以外にも外国人と触れ合う機会を設けるという制度はたしかに画期的なものだといえるでしょう。

それ以前は、よほどラッキーなケース以外は、公立学校でネイティブ・スピーカーに触れる機会は皆無だったことを考えると隔世の感がありますが、それでもまだ、全国の公立中・高校に約5000人のネイティブ英語教師というと、2.7校に一人の割合でしかネイティブ・スピーカーに触れ合う機会はもてていないのだ、という実態が浮かびあがってきます。

現在はタレントとして活躍しているダニエル・カールさんもこの制度で来日し、山形の中学に配属され、授業を通して、さらには放課後のプライベートな時間もフルに地元の人々と触れ合い、草の根レベルの国際理解を推進した経験の持ち主です。

ネイティブスピーカーの導入は、生の英語に触れることができるというメリットも大きいものがありますが、それ以上に、中・高校生時代から、外国人と日常レベルで触れ合い外国人に対する抵抗感をなくすという、より実りある効果も期待できましょう。

テレビでカールさんが当時の暮らしぶりを語っているのを聞いたことがありますが、ネイティブスピーカーなどめずらしいローカルでは、外国人と日常レベルの交流の機会をもつことによって、国際理解は格段に進むのです。英語をしっかり身につけたいと自覚を固める生徒も出てくるはずです。

今後もこうした制度がさらに拡充し、全国の中・高校すべてにネイティブスピーカーの指導助手が配置されるようになるべきだ、と私は強く期待しています。円高が進行するのは、日本の貿易収支黒字がいっこうに減らないことが一因なのです。たまった外貨はこうしたことに惜しみなく使えばよいのです。

教育投資は必ず、やがては大きな実りになって返ってくるものなのですから、たとえ現在の10倍以上のネイティブスピーカーを招轄して膨大な費用を要したとしても、必ず大きな実りをもたらすものだと確信しています。