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英会話スクールは、閉鎖の決断が遅れるとコロナ禍で叩き潰される
コロナ時代の英会話スクール選び
2020年 10月 06日(火曜日) 00:00

「V字回復」が絶望的な2020年10月現在、英会話スクール業界でもこれ以上状況が改善しない確率が高いと思います。


さらに、来年2021年になっても第3波が来て、経済の停滞が継続するかもしれない状況にあります。このままでは損失が増えるだけの英会話スクールは、素早く撤退できるかが生死を分ける境目であるということがわかります。


コロナ破たん550件超え 9月は破たんペースが再び増加

https://news.yahoo.co.jp/articles/29df969ac7dd532642c3a09df7fda0af0cf44a3e

コロナ禍によって大打撃を受けているのは、飲食店や観光業だけでなく、学習塾やスポーツジム、そして英会話スクールも例外ではありません。3月時点で閉鎖した個人営業の英会話教室は、逆に良い選択をしたのかもしれません。



しかし、すべての英会話スクール経営者が閉鎖できるわけでなく、スクールを新規開校するのに借金をしているケースもあります。その借金は、毎月の売上で返す計画で進めているのが現状です。



コロナ禍で、受講者が減って経営が成り立たなくなると思っても、閉鎖してしまうと最初の出費がそのまま損になるので逃げようにも逃げられないことが考えられます。



確実に言えるのは、「コロナは9月に収束する」と考えるのは楽観的過ぎるということです。ちょうど100年前の1920年、全世界で5000万人もの犠牲者を出したスペイン風邪では、1年後の11月に第2波が来ています。



11月に第2波が来るということは、3月の第1波のことを考えると最低3ヵ月(来年2月まで)はコロナによる社会停滞が続くというのはほぼ確定と考える必要があります。つまり、2020年はもうどうにもならないということです。



合理的に考えていくと、コロナの直撃を受けて今の状況で利益を出せない英会話スクールはできるだけ早く教室を閉鎖したほうが良いことになります。



NOVAやジオスが倒産したように、英会話スクールは浮き沈みが激しい業界ですが、コロナ時代は一方的に沈んでいくしかありません。もし、今の時点で資金的に足りないのであれば、傷を深くする前に撤退するほうが借金を増やすよりもまだマシです。



来年2021年は、春まで状況が改善しない確率が高く、次は政府や自治体の助成金もあてにならないと思います。助成金を申請しても受け取った瞬間に税金を徴収され、差し引きマイナスになってついに心が折れたという経営者も出てくるはずです。



コロナ以前は、人々が海外旅行に出かけるようになり、国内にも大量の訪日外国人観光客が押し寄せていました。お互いに英語で話す機会が生まれ、グローバル化はますます人々の移動を加速させるようにも思えました。



人々のコミュニケーション・ツールとなる「英語」はこれからも必要性をもたらすはずでした。しかし、コロナによってすべてが変わり、いよいよどうするかを決断しなければいけない人は大勢いると思います。



コロナによって今やっていることが立ちゆかなくなってしまったのであれば、戦略的撤退は一刻も早くやっておかなければいけません。