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大手英会話スクールが経営危機に陥っている コロナ禍の英会話スクールの現状
コロナ時代の英会話スクール選び
2020年 8月 25日(火曜日) 00:00

新型コロナウィルス感染拡大によって、新しい生活様式が強いられ、私たちの日常は大きく変わりつつあります。

ありとあらゆる業界や職種が変化を求められる中、英会話スクールの現場も例外ではなく、特にレッスン料金が高い大手英会話スクールほど、このコロナ禍によって窮地に追い込まれています。




今回、教室の閉鎖が予定しているイーオンやGaba、NOVAなどの現状を考えてみたいと思います。大手スクールの窮地について、本音でお伝えしてきます。



さすがのイーオンも経営破綻しかねない



大手英会話スクールでは、3ヵ月に1回の四半期が行われる度に集合研修の形をとって、スタッフを対象にした商品研修会が行われます。商品説明といっても、眠くなるような説明を統括本部長や各支店長がするだけです。



9月は、商品研修会が行われてもいい時期ですが、コロナウィルス感染拡大の影響から昨年末を最後にどのスクールでも集合研修会は行われていません。現在の状況は、コロナウィルスの影響で受講者数が激減しています。



外出を避ける受講者の多くが、教室に足を運んでくれていません。通学型の英会話スクールは、メールやテレアポが営業活動の中心ですが、やはりそれでは新規の入学者は来てくれません。



オンラインでの商品研修も無いよりはいいですが、やはり実際の研修で感じたコースを実感することは難しいと思います。オンラインのレッスンも受講者へのアピールポイントに乏しいと言わざるを得ません。



できれば大きな方針転換があると状況は変わりそうですが、ただ英会話を教えているだけならいつ経営破綻してもおかしくありません。



イーオンやNOVAは、開校当初から顧客来店型の営業に特化して営業を続けてきました。しかし、今回ばかりは営業方法を変化させていかないと赤字を膨らませていきます。「待ち」の営業方針よってこの2校は窮地に追い込まれています。



英会話以外でもできるレッスンもある



大手スクールの体験レッスンで体感するやり方は、今や中堅規模の英会話教室に追いつかれ、追い越されている面もあるのではないかと感じます。



立派な教室空間やラウンジなどは、すでに他教室も同様のハードウェアを構築しており、差は見えにくくなってきました。従来から値引きをほとんどしない経営方針を貫いてきた大手スクールでは、新規入学者数の減少によって少なくなった商談機会を増やす方法を考えなければなりません。



その一つとして、是非導入してもらいたいのが「情報処理系のレッスン」です。情報処理と言ってもコンピューターばかりではなく、英語で書かれている報道記事で世界情勢を分析することも重要です。



大手英会話スクールは「英会話」にこだわりすぎるあまり、基本的なコミュニケーションが希薄になっているようにも感じます。リモートワークの環境下でも続けることができれば、受講者は続けられるかもしれません。



コロナ禍でリモートワークが多くなる中、「教えること」に立ち返ることができれば、大手スクールも窮地を乗り越えて、さらなる高みへ進むことができる、と信じています。