英語教材部門のベストセラーを紹介(2) NHKラジオ・テレビ英語講座が第1位 |
2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し - 2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し | |||
作者: Administrator | |||
2022年 7月 19日(火曜日) 00:00 | |||
最近、日本在住の英語ネイティブの著者が英語教材を出版するようになりました。日本語が理解できるので、日本人の気質や日本文化にも造詣が深いことがわかります。 また、海外在住者でも微妙なニュアンスまで理解しているような日本通の著書が多くの人に支持されています。一昔前、NHK英語講座に出演していた人もいますが、日本人にとっての英語をよく理解していると思います。 これまで難しい言い回しが多いビジネス英語の教材では、外国人と円滑なコミュニケーションを目的にしないで、勉強した気になるだけのものが多かったように思います。実際に、日本人に多い難しい単語を知っていても英語が話せない原因は、少なからず教材の影響もあります。 実は、「ビジネス英語」という出版ジャンルが存在しているのは世界で日本だけで、世界中のビジネスマンが意思疎通に使っているのは中学英語レベルです。 基本的な英語を丁寧に、正確に、そして流暢に話しています。このことは日本で生まれ、育った日本人には理解できないことです。しかし、最近はスマホの普及で海外事情を知ることができるようになりつつあります。 スマホを活用した英語学習法は、まず「力まない」という特徴があります。コロナで引きこもりになり、まるで海外留学したような学習量でTOEIC高得点を叩き出したという人もいるくらいです。 スマホ学習は、英語学習を始めた時の目線やハードルを低く下げることで、多くの人の共感を得ています。ただし、実はこれらも学習内容としてはスタンダードな方法がほとんどで、英語習得に近道がないことを改めて教えてくれます。 たとえば、主婦の友社の「Androidフォン英語学習」は、片手でスマホをいじるだけでえいごの4技能が上達する裏技を紹介しています。丁寧な画面説明で、初心者でもわかりやすく操作ができます。 その他、サイトの活用方法やリスニング上達方法、NHKラジオ講座をネットで聞く方法なども説明されています。最新のリアルな英語が盛りだくさんで、スマホで英語力を楽しみながらアップさせるということです。 ディスカバリー・トゥエンティワンの「話したい人のための丸ごと覚える厳選英文100」は、ビジネスマン男性の一日をストーリーで描いたもので、飽きずに学習を継続しやすい構成となっています。ストーリーと一緒に英文で記憶に残りやすいので、英文自体を忘れにくくなるメリットがあります。 TOEIC900点台でもうざとなると英語が話せなかったり、頭に単語があっても口から出てこないのは英文を暗唱していないからです。暗唱する価値のある100の英文と、200の言い回しが収録されています。 最後に、彩図社の「笑う英会話」は日本国内の不思議な英語を皮肉った本です。しかし、バカにしながら単語の意味やフレーズが頭に入るので、息抜きしながら学ぶには最適です。英語学習には気分転換も必要です。 英語参考書や英和辞典などに掲載されているシュールな例文が多数紹介され、それに合わせたイラストでニヤニヤが止まらなくなります。
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