人気の英語教材で「総合的な英語力」を高める(1) |
2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し - 2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し | |||
作者: Administrator | |||
2022年 5月 31日(火曜日) 00:00 | |||
2020年以降のコロナ禍でも、数多くの英語教材は次々と発売されていました。巣ごもり需要で売り上げを伸ばすことができる人気教材から、全然売れていない教材までさまざまです。 効率的に英語力が上達する価値の高い教材ほど、販売数を伸ばしていますが、最近のトレンドとしてはCD付きよりもDL(ダウンロード)付きで海外旅行や英検、TOEICのスコアアップなどがあります。 ただ単語やフレーズ、日本語訳が並んでいるだけの教材は売れなくなり、一昔前は3000円以上したCD付きが500円以下に下がっています。良質の英語音声が安く入手できる時代がようやく到来しました。 英語のリスニング力を強化したいというニーズは高く、圧倒的に人気があるのはNHK英語講座です。テレビやラジオ番組をベースにした教材は、使う人を飽きさせない工夫をしており、構成もよく考えられています。 実際に、海外留学ではなくNHK英語講座で英会話を上達させた人も多いと言われています。何といってもコストパフォーマンスがいいので、挫折しにくいのが特徴です。特に、日本人が苦手なスピーキングを鍛えられる「ラジオビジネス英語」は一番人気があります。 AERA English (アエラ・イングリッシュ) 2022 その他、中学英語のやり直しを基本としている雑誌も多数発売されています。基礎英会話やTOEICのリーディング対策にも向いており、復習することで自分がどの時点で英語嫌いになったのかがわかってきます。 また、英語に限界を感じて挫折したことを大人になった今だからこそ、冷静に分析できるようになるのかもしれません。今後の英語学習に役立てていくには、ほぼすべての日本人が体験した中学英語のやり直しが必要です。 中学英語が静かなトレンドを起こしてる中、基本的な英語学習から新世代学習法までさまざまな学習スタイルがあり、それに対応して毎月のように最新の教材が発売されています。例えば、日本在住の英語ネイティブが書いている教材は、日本語と英語両方の感覚がつかめるようになります。 さらに、英語の習得方法は人それぞれである以上、スマホを活用した教材が多いのも時代を反映しています。自称「英語落ちこぼれ」の著者が、スマホを使って英語を上達させる方法はわかりやすいです。 中学英語を復習して英会話がペラペラになる本―「中学英語」でネイティブに通じる! 個人的には、「中学英語を復習して英会話がペラペラになる本」がお勧めです。中学英語だけで伝えられることが多いことに驚き、英語が苦手な人もやり直しなら克服できると思います。 いずれにせよ、英語音声を聞いてそのまま書き取るディクテーションをやることで、英語力を底上げするのに効果があります。教材に付いているCDやDLを使えば、そこまでお金を使う必要がありません。 最初は簡単すぎると感じるレベルで、短めの英文から始めていきます。TOEIC対策としてはアメリカ英語だけではなく、イギリス英語やオーストラリア英語でもやってみると効果が出てきます。体が覚えるまで音読と書き取りを繰り返していけば、筋トレのように英語の筋肉がついてきます。
|