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単語よりフレーズ(文章)で「リスニング力」を高める
2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し - 2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し
作者: Administrator   
2022年 5月 10日(火曜日) 00:00

英会話でのリスニング学習は、「英語耳」、つまり英語を聞き取れる耳を作ることがまず最初に目標とされています。

一言で英語耳といっても、そう簡単なことではないですが、やるべきことは明確です。最近、「耳コピ」という言葉が流行っていますが、繰り返し英語を聞き取り、体で覚えていくことを意味します。



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ただし、勘違いしてはいけなのが単語の聞き取りではないことです。日本人にとって、英語は単語と単語の音がつながる、いわゆる「リエゾン」する言語であり、聞き取りが難しいとされています。



だから、フレーズで覚えてしまった方が早く英語耳が作れます。また、英会話では慣用表現が多いので、表現内容によっては動詞が変化することが多くあります。ただ単語を組み立てて、英文を作るのは初心者にとってハードルは高くなります。



ハードルを低くするには、何かを表現するフレーズを丸ごと覚えて、単語の変化に惑わされないようにする必要があります。教材としては、日常会話で使われる実用的なフレーズが収録された音声が聞けるものがお勧めです。



起きてから寝るまでシリーズ



アルクの「起きてから寝るまで 英語表現シリーズ」は、英語が文脈によって動詞が変化するのを無視し、フレーズを丸ごと覚えることができます。特に初心者には向いている学習方法なので、日常生活に合わせて使っていくと効果が出てきます。



しかし、フレーズが収録された音声教材をただ聞き続ければいいということではなく、耳で聞いた英語をノートに書いてみます。耳で聞き慣れて覚えたつもりの好きな歌の歌詞でも、カラオケで歌った際に間違っていた経験はないですか?



このような間違いを避けるために、耳で聞いた歌詞を繰り返し書き起こす(ディクテーション)ことで、自分のイメージと歌詞との誤差を修正していく作業が必要になります。



また、耳が英語に慣れてくると自然と集中して聞くポイントがわかってくるので、英語学習全体の向上にもつながっていくと思います。聞いたフレーズを文字に起こす学習方法は、一度書いてすぐに答え合わせするのではなく、何度も聞いて文字に起こす作業を繰り返すことが重要です。



人間の脳は、何度も繰り返すうちに正確になっていく能力を持っています。それが「英語耳」と呼ばれる現象であり、上達している証拠です。自分の中で慣れ親しんだ英語表現が増えていくと、ある日、英語が聞き取れるようになっています。



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例えば、印象的な映画のワンシーンのセリフは、いちいち日本語の訳さなくてもフレーズ=状況で覚えることができるはずです。英語字幕でシーンと直結させてフレーズを覚えれば、英語=意味と直接的にイメージできる癖もついていきます。



そして、イメージできる状況設定で使える英会話の幅を広げる仕上げを行っていきます。リスニングの仕上げには、少し難しい長文を読むことでさまざまなケースに対応していくことで自然と覚えるようになっていきます。



リスニングは、聞いて終わりではなく、聞き取れなかった部分を書き取ることで強化していくことを言います。何度も注意して聞くことで英語そのものに耳が慣れていくので、だんだん口から英語が出てくる現象が起こるわけです。