「発音」は、英語を聞く、話すために必須のスキル |
2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し - 2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し | |||
作者: Administrator | |||
2022年 5月 03日(火曜日) 00:00 | |||
日本人の多くが英語の読み書きは得意ですが、発音は苦手というタイプが圧倒的に多いと言われています。 しかし、日本語と英語の音域は大きく異なるので、それは極めて自然なことです。日本語と比べて英語は母音の数が多く、海外経験のない日本人が英語ネイティブのように発音できないのは自然なことなのです。 聞き取れないのは周波数のせい?英語のリスニング力を高める「ながら学習」 音域というのは周波数のことで、日本語は他の言語と比べても低いことが分かっています。つまり、日本語話者は耳に慣れておらず、聞きにくい性質を持っているということです。また、英語の母音数は日本語の5よりも6倍多い30もあり、習得が難しいとされています。 ただし、しっかりとした発音ができないと相手に伝わる英語にはならないので、そもそも英語を聞き取ることができません。いきなり完璧を目指すのではなく、短期間で日常会話で困らないレベルにすることはできると思います。 効率的に発音をスキルアップさせるには、まず英会話では避けて通れない間違った発音の矯正を英語ネイティブにコーチしてもらうことです。発音をゼロから学び、繰り返し口に出すことによって発音と聞き取りスキルを同時に高めていきます。 発音を矯正するための教材も書店に行けば数多くありますが、ゆっくりした音声で英語を発音してくれるCD付きやダウンロード音声が必要です。たとえば、国際語学者の「超低速メソッド英語発音トレーニング」は、口の開け方や下の使い方といった基礎的なスキルを身につけるには最適です。 苦手な発音を繰り返し口に出すことで、感覚的に音の違いや誤りを認識することができるようになれば、今まで聞き取れなかった音も徐々に聞こえてくるようになります。 日本人は難しい発音を確実に聞き取り、スローで発音する練習を積むことで発音は良くなります。基本から始まる場合、英語ネイティブの思考と同じ環境をつくるための「英語耳」も試す価値がありそうです。 アメリカの小学生は「フォニックス」という発音を学ぶための基礎教材がありますが、事前にルールさえ覚えてしまえば後は応用していくだけです。読み書きのスキルも身につくので、ゼロからスタートする気持ちで臨めば効果が出てきます。 英会話スクールも運営しているロゼッタストーンは、発音教材も出版していますが高額なのが気になります。テレビCMで広告宣言をしているので高いのは当然と言えば当然ですが、あくまで上級者向けです。 語彙や文法力が不足していても、画面を見ながら先に進められますが、正しい発音ができないと次に進めない設定になっています。発音判定機能が搭載されているため、初心者には向いていません。 自分の発音を正しく判定してくれるのは生身の人間だけであり、やはり「英語ネイティブのマンツーマンレッスン」を受けて正しい発音をものにするのがベストです。 このように、発音を矯正することで日本語にはない独特の音を発することができるようになれば、徐々に聞く、話す力が同時に習得できるようになると思います。
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