英語学習の基礎は、「聞く」「話す」「読む」「書く」を組み合わせること |
2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し - 2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し | |||
作者: Administrator | |||
2022年 4月 19日(火曜日) 00:00 | |||
英会話スクールに通う前や英語教材を購入する前に、いくつか知っておく基本的な知識があります。まず、英語を学ぶとは何かということです。 英語のスキルとは、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能のことです。英会話スクールや英語教材は、これら4つのスキルを伸ばしていくことです。だから、4技能を一緒に学んでいかないと効果が薄くなってしまいます。 逆に言えば、4技能を上手く組み合わせることで学習効果は一気に高まることがあります。そもそも、英語教材で何が学べるかですが、それよりも自分が何を学びたいかを明確にすることが重要です。 的外れな教材を勝ってしまうと、上達するのに時間と費用だけがかかってしまいます。CDやアプリのダウンロードなど音声付きの教材で何度もヒアリングとスピーキングを練習し、ディクテーション(英語の書き取り)でしっかりと土台を固めていきます。 最近流行している英語学習法が「シャドーイング」で、英語の音声を追うように自分で発音していく方法です。聞くと話すが組み合わさった学習方法なので、何度も繰り返すほど効果が得られやすくなります。 また、英会話スクールで何が学べるかですが、講師と英語で会話するには基礎がないとすぐに挫折してしまいます。自宅学習が嫌いでも、基本的な単語や文法は中学英語の教科書などで学び直しをする必要があります。 大手英会話スクールのレッスン料金が高いのは、広告宣伝費に膨大な金額を使っているからです。高いレッスン料金を無駄にする前に、必ず英語の基礎をつくっておくことが鉄則です。さらに、自分のレベルに合った教材を選ぶのも同じことです。 英語の基礎的な部分については、どうしても自分で何とかするしかないと思います。この時点で、大手英会話スクールのお世話になるのはカネをいくら払っても追いつかなくなります。マンツーマンなら問題ありませんが、グループレッスンではレッスン料が無駄になります。 英語を話すスキルは、「聞く」ことと組み合わせることで効果を発揮します。自分で発音できるようになれば、どんどん英語が聞き取りやすくなるので「話す」ことにも相乗効果が生まれてきます。だから、英会話スクールで講師と会話することが一番です。 事業終了のニュースが駆けめぐった「スピードラーニング」の思い出…結局英語は話せるようになったのか 一方、「読む」は日本人が最も得意としており、中学・高校の6年間でやってきたことです。ただし、「書く」スキルは意外と習得しにくくなっています。自由に英文を頭の中で組み立てるには、英語の基礎が必要です。 英語教材でひたすら書く練習をしながら、「読む」スキルと同時に「書く」スキルを伸ばしていくのが最短距離です。「書く」ことと「話す」ことも密接に関係しているので、スピードラーニングのような「聞くだけ教材」だけではむしろ遠回りになります。 さらに、会話を丸暗記する受験英語のような学習方法もありますが、本当の意味での英語力とは言えません。自分で話すことを考え、相手に伝えることができるようになるには自然に学んでいくしかないということです。 日本では、英語の資格検定試験で最も人気が高いTOEICのスコアを目標としている企業や個人は多いですが、「TOEICで高得点が取れる人=英語が話せる人」ではありません。 それに対して、英検も基本的に4技能によって英語力が測定されています。このように、試験によって求められていることは別々なので、自分が身につけたいスキルが磨かれる試験を選ぶことになります。 特に、TOEICは「話す」「書く」のテストがないために英語力としては偏っている傾向があります。ただし、「聞く」「読む」スキルを確かめるのであれば受験する価値はあると思います。 自分の目的に合った学習方法や検定試験、そして英会話スクールや教材を選ぶには、事前にしっかりと調べて、目標設定から始めていきます。まずはそれぞれどのような特徴があるのか、サイトなどで調べていきます。
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