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EU離脱で、英語ネイティブのイギリス人が日本語を必要としている
最新のビジネス英語を学ぶ - 最新のビジネス英語を学ぶ
作者: Administrator   
2021年 6月 29日(火曜日) 00:00

ここ数年、イギリス企業はEU離脱を見据えた新しいビジネスを求めて、外国語能力が高い大学生を積極的に採用しています。

語学教育大手のピアソン・エデュケーションが実施したアンケート調査では、イギリス企業の60%が大学生の外国語能力に不満を持っており、語学や文化理解を高めて欲しいと考えています。



こうした外国語の需要を考えると、グーグルやアマゾンのような巨大IT企業が自動翻訳ツールを開発していることは英語圏の人たちにとっても強い味方であるということです。


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https://www.sankeibiz.jp/macro/news/201030/mca2010302130021-n1.htm


英語からあらゆる言語へリアルタイムで翻訳できるツールがあれば、外国文化への理解が深まり、言葉の壁も超えられると考えているイギリス人やアメリカ人は多いと思います。



しかし、これまでのように語学学習をスクールで学んだり、自宅や電車内でリスニングをする必要がなくなるかと言えば、そんなことはないことも分かってきました。



なぜなら、外国旅行に行った際に「こんにちは」「これを下さい」というような挨拶程度の翻訳では現地の人たちとコミュニケーションが取れないからです。特に、スラング的な慣用句は自動翻訳では訳すことができません。



その他、世代ごとに異なる言い回しやフレーズなどは外国語に正しく翻訳されることはまずありません。英語を外国語に自動翻訳する時に、もっとも難しいのは熟語です。動詞の後に副詞や前置詞が続く文章です。



英語からフランス語やドイツ語に自動翻訳しても、そのままでは意味が通じなくなり、同じヨーロッパ諸語圏でも文法の語順が違ったり、考え方に差があるのが分かります。



特に、イギリス人が中国や日本、韓国などで仕事をする際、自分が外国人であると強く実感するようです。英語とは全く違う漢字圏の言葉は最初から難易度が高いと思います。



タクシーの運転手と気軽に会話ができず、現地の店を訪れても会話を楽しむことは不可能です。それどころか、自分の行きたい場所さえ説明できず、目的地が漢字で書かれている紙を見せるしかありません。



このような場面で自動翻訳は使えそうですが、そもそも語学を学ぶ目的は日常生活を楽しむだけではないと思います。語学学習の意義として、自分以外の視点で物事を見ることができるというのがあります。



英国で暮らす日本語学習者が語る私たちが見た日本
http://www.news-digest.co.uk/news/features/10260-how-the-lerners-of-japanese-see-japan.html



つまり、外国語を学ぶことによってそれまでとは違う視点で世界を見られる能力を身につけるということです。外国文化を理解するということは、自分の精神性をオープンにすることでもあります。



イギリス企業が、EU離脱で衰退が進むヨーロッパ市場から離れ、富が集まっている東アジアでビジネスチャンスを見つけるのであれば、中国語や日本語を学んでビジネスパートナーと現地の言葉で話すことが重要になってくると思います。