コロナ解除後、英語しか話せない人の問題点 |
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作者: Administrator | |||
2021年 6月 22日(火曜日) 00:00 | |||
グーグル翻訳を筆頭に、機械翻訳はコツコツとデータを蓄積されつつあります。しかし、英語から日本語に翻訳した場合、どうも違和感を感じる日本語になってしまいます。 今後、微調整を加えるだけで訳文の質が改善されるのかですが、中身はAIではなく高度なアルゴリズムなので違和感は解消されないと思います。だから、英語の勉強はこれからも必要となってきます。 その英語学習法、間違ってます! 機械翻訳で英語や日本語の間違いを見つけて修正するには、ある程度の英語力がなければいけません。機械翻訳が訳しやすい日本語を意識することで、洗練されたネイティブ英語ではなくても、意味を伝えるための表現力は高められるはずです。 その他、ボキャブラリーを増やしたり、知識を増やすために英会話スクールに通うことで強化されると思います。特に、初心者にとっては学習効果が最も高いのがマンツーマンに特化したレッスンです。 一方、上級者が機械翻訳を活用すると初心者との格差は今以上に拡大する可能性があります。ただし、コロナ後は「英語」に対しての価値観も変わってくるので他の言語を新たな習い始める必要性が生まれてくるように思います。 機械翻訳の普及は、様々な言語で直接コミュニケーションが取れる時代の幕開けであり、世界共通語としての英語の優位性は揺るがないと思いますが、ロシアや中国の政治・経済的な優位性によって機械翻訳を利用できる程度の基礎知識は必要となります。 中国で日本語を学ぶ高校生が急増中「一発逆転」を狙えるから? 中国で日本語教師の需要が急増中! 日本人教師は取り合い状態=中国メディア 実際に、覇権国アメリカの衰退は誰の目に明らかで、ロシア語や中国語での簡単な会話ができるのは当たり前になる日が来るかもしれません。 英語が苦手でも、機械翻訳を使って様々な言語でコミュニケーションができる強みを生かし、新たなビジネスチャンスを獲得できる準備が整いつつあります。その反面、英語しか話せない人は時代の潮流から取り残されていきます。 コロナ時代が到来し、人類がこれまで経験したことのない不確かな日々が続いています。機械翻訳と人間の関係は、ビジネス上だけのものであって、小学校での英語教科や大学入試のための民間試験導入とは全く別のレベルの話です。 今後、英語学習者ひとりひとりが英語や多言語との向き合い方を考え直す時が来ると思います。少なくともTOEIC900点台を取るために英会話スクールに通う時代ではないはずです。 生き残るのは強い者ではなく、あくまで変化に適応できる者だけです。世界中でコロナが解除された時、本当に適応できる日本人は少ないかもしれません。
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