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自動翻訳だけに依存すると、誤訳によって自分の価値を失っていく
最新のビジネス英語を学ぶ - 最新のビジネス英語を学ぶ
作者: Administrator   
2021年 5月 25日(火曜日) 00:00

グーグルやアマゾンなど、自動翻訳ツールの精度が飛躍的に向上する中、文法や単語、フレーズを覚える必要がなくなる、といったことを言う人たちがいます。

グーグル翻訳などが本当にAIであるかどうかはわかりませんが、英会話スクールや学校の英語授業ではその長所と短所を見極めた新時代の英語学習方法を考える必要が出てきました。




2018年、AIに起きた目覚ましい進歩の数々
https://forbesjapan.com/articles/detail/24830/2/1/1


これまでAIが囲碁や将棋、チェスなどの世界チャンピオンと電脳戦で勝利するということがありました。その後、マイクロソフト社の研究チームが機械翻訳の分野で、中国語のニュース記事を英語に翻訳した訳文がプロの翻訳家を超えたと判定されました。



つまり、人間に対するAIの勝利を宣言したということです。少し前まで機械翻訳は誤訳が多く、全く使えないものでした。1980年代から始まった、辞書と文法のルールを機械に教えた手法は実用化されませんででした。



その後、翻訳された膨大なデータから正しい訳を割り出す統計学を取り入れた手法も、特に日本語⇔英語のような大きくことなる言語間では誤訳や不自然な言い回しが頻繁に起きました。



しかし、大きな変化が起きたのはAIという言葉が流行り始めた時です。ディープラーニング(深層学習)を活用した翻訳技術によって、2016年頃から実用化が始まると、グーグル翻訳を始めとして質の向上が目立つようになりました。



今、AIによる翻訳は新たな社会インフラの一つとして日本でも存在感を強めています。たった1秒であらゆる言語で書かれているホームページを翻訳してくれる機能や、音声を認識して日本語に通訳してくれるポケトークまで、私たち人類は言葉の壁を乗り越えようとしています。



たとえば、海外に旅行中に現地の新聞記事を機械翻訳で読めたり、ビジネスマンが現地の市場調査のために日本にいながら状況を把握できるようになるなど、そんなことが世界中で行われています。



コロナの影響で外国人観光客が皆無である今、観光業や製造業、サービス業に従事する人々は一刻も早く客足が戻るように願っています。東京オリンピックにまで間に合うのかはわかりませんが、お互いの母国語でコミュニケーションを取りたいというニーズは高まっています。



役に立たない!?“誤訳の罠” 自治体HPや街の案内表示の英訳に「誤訳や不自然な表現が多い」と指摘(1/2ページ)
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210517/dom2105170001-n1.html



80言語対応の音声翻訳機ポケトークの販売台数は、需要が減少して販売台数も頭打ちと報道されていますが、救急隊員向けの多言語アプリや自治体職員向けのサービスなど日常生活にはすでに浸透しています。



ただし、機械翻訳の進化によってますます英語学習が必要になってくるものと考えられます。なぜなら、苦労しないまま今まで何日もかけて作成してきた英語のプレゼン資料を誰もが簡単に作成できるようになり、能力評価されなくなるからです。



辞書を片手に解読していた英語の論文や新聞を日本語で読めるようになれば、文化背景を知るためのコミュニケーション能力に差が出てきます。現地の人々は、あくまでアナログで話をしたいと考えています。



そのためには、自分で苦労して訳した言葉を自分の言葉として伝えることができなければ、相手にされなくなります。私たち日本人も、外国人を日本に迎える時に自分の頭で、心で、口で伝えなければ相手に伝わらなくなります。