TOEICテスト パート3&4の攻略方法 |
最新のビジネス英語を学ぶ - 最新のビジネス英語を学ぶ | |||
作者: Administrator | |||
2021年 4月 27日(火曜日) 00:00 | |||
新形式のリスニング問題で設問数が9問に増えたパート3について、主催者のETSは「600点を目指すTOEIC受験者に対策が必要なのは、3名以上の会話と省略形の会話」と発表しています。 長文のリスニング問題が延々と続くパート3&4は、合計69問と問題が増えて長丁場になったことで集中力が切れやすく、ここを苦手とする受験者は多いと思います。 https://diamond.jp/articles/-/234926 「図表(グラフ)問題」が新たに加わりましたが、スコアを上げるためのツールとしてネガティブに捉えていく必要があります。問題形式に慣れておけば、意外と簡単に解けるのがパート3です。 TOEICリスニングセクション図表問題の解き方!ポイントは5つのステップと出題パターンを理解すること https://toiguru.jp/exam-listening-graphic ここでは先に設問(選択肢ではない)を先読みし、設問の主語やグラフを観察することから始めます。把握していればポイントに重点を置いた聞き取りができるようになります。まずは設問とグラフを確認し、イメージしておきます。 事前に設問の内容を把握していないと、音声の内容をすべて覚えておかなかればならず、必要な情報の収集精度が下がってしまいます。しかし、設問の先読みができていれば、ポイントだけを聞き取ればすぐに答えがわかるようになります。 今後、先読みを習慣化することで、難解な設問に時間がかかりすぎることを防ぐ効果もあり、捨てる有機を持ちやすくなります。たとえば、会話中で話し手が暗示している意図を問う設問が新たに加わっていますが、これは900点のスコアを持つTOEIC上級者でも戸惑っています。 だから、500点以下の受験者はパート3&4を捨てることも作戦の一つとなります。TOEICの中で最も過酷であるパート4でスコアを稼ぐには、音読練習のリピーティングやシャドーイングに効果があります。 https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/893346 TOEIC400~500点台であれば、まずは基礎的な問題の解答パターンを身につけることから始めます。あれこれと新しい問題集や模擬試験に手をつけるより、パート3&4のながい会話を聞き取れるまで続けることです。 聞き取れるようになるまで何度も繰り返し音声を聞き、問題を解いていくことで十分スコアアップは可能になります。本番用のナレーターの声を聞くと、聞こえ方を早く体得できるようになり、本番で正確に聞き取ることができるようになるはずです。 なお、音声のスピードを変えられる機能があるのなら、本番の問題がゆっくり感じられるようになり、英文がすべて聞き取れるようになります。正に、リスニングのためのウエイトトレーニングです。
|