英語ネイティブが話す英語について理解することが上達の近道(2) |
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作者: Administrator | |||
2019年 8月 20日(火曜日) 00:00 | |||
自宅で英語を学習したいのが音読です。英語を口から出せば、頭だけの理解だけではなく、耳や口、のど、腹を使った感覚が得られるようになります。 英語や外国語を口に出すというのは、声に出して意味が理解できるようになるということと全く同じです。つまり、中国の論語なども何度も声に出して読まれているのは、「腑に落ちた」経験を積むためです。 口から一度も発したことのない言葉を会話で使うことなどできません。音読は、会話を行うためになくてはならないトレーニング方法とも言えます。 英語を話すための音読は、まずは何が書かれているのかを理解することから始まります。丸暗記ではなく、英語ネイティブがどのように考えて単語やフレーズを選んでいるのかを感じながら、声に出していきます。 また、音読トレーニングをする時は、日本語に訳せずに状況を英語で話すように心がける必要があります。日本語と英語では、語順が全く逆なので日本語から英語に直訳してはいけないということです。 音読を英語で繰り返し行っていると、どうしても発音が気になるかもしれませんが、世界にはアメリカ英語やイギリス英語だけではなく、実際にあらゆる発音の英語が存在しています。だから、自分の発音にがっかりする必要がないことがわかります。 ただし、相手に聞き返されないように十分伝えることができる発音は身につけるべきです。そのためには、1か月程度は発音の教材でトレーニングすることで到達できるようになると思います。 英語の場合、日本語のように発音が単語ごとに分かれていないことを理解し、連語(リエゾン化)に慣れることができれば相手の発音を聞き取りやすくなり、さらに自分でも簡単に発音できるようになります。 結局は、英文法を正しく身に付け、英単語のイメージが得られるようになれば、発音を音読を通じてある程度のフレーズも覚えられるようになるしかありません。このレベルまで到達できれば、後は海外ドラマや洋画などで覚えていくだけです。 しかし、週に1回程度のマンツーマンレッスンを英語ネイティブから受けることは重要です。彼らとの会話の中で、新しい言い回しに触れて使える英語を覚えていきます。 多くの英語学習者が行っている方法として、知らない英単語やフレーズは必ずメモするというものがあります。そして、スマホやパソコンに打ち込んで通勤電車内でブツブツ音読している人をよく見かけます。 これを楽しいと感じるかどうかは別の話ですが、このように有意義な時間の使い方をすることが大事であるということです。
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