英検準2級~2級の対策方法 |
2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し | |||
2022年 2月 22日(火曜日) 00:00 | |||
英検2級は高校卒業の英語レベルで、多くの人が英語学習を一時的にやめる傾向があります。また、1級にチャレンジする人との差は単語力です。 単語は一語ずつ覚えるより、テーマや文章語とに自然に読んだり、聞いたりすると、英語で会話するときに頭に浮かびやすくなります。特に、英検2級のリスニング問題はコツがつかみにくいことで有名です。 文法は大学受験のときのように、何度も繰り返し復習することで何とか問題を解けますが、リスニングはあらゆる落とし穴が待っています。だから、できるだけ英語の音声を聞くことが求められます。 そして、聞いた英語をそのまま口に出して発音してみることで、自然に英語耳をつくっていくしかありません。書店に行けば、CD付きや音声ダウンロード教材が並んでいますが、特にお勧めなのが旺文社の「英検2級 リスニング問題120」です。 その他、旺文社の教材「文で覚える単熟語」で文章を通じて使用単語を覚えることができます。環境問題や旅行、ショッピングなど、さまざまなテーマの英文があるので、同時に単語の暗記がしやすくなります。 前回紹介した「でる順パス単」は、出題頻度順で暗記の目印となるチェック欄や赤セルシートなど、単語帳としての役割があります。一般的な日常英会話の単語数は約2000語とされており、これ一冊で最低限の会話レベルの英語力は身につくと思います。 さらに、英検2級は3級よりも試験の時間が30分長くなり、集中力や時間配分に慣れるために「ヵ国6回全問題集」も必要です。中でも、正答率が低いのは穴埋め問題で、問題数が多いと語彙力も問われてきます。 「総合対策教本」もありますが、出題傾向の解説や試験傾向まで、かなり詳細なデータを掲載した教材です。一度すべて通読し、不安な箇所はピンポイントで何度も復習していきます。徹底的に語彙力を高めて、対策しておきたいところです。 面接でのスピーキングテストにも対応しているので、どのようにアウトプットするのかコツがつかめる内容になっています。政治や経済、社会など英語でニュース記事を読むときは、テーマごとにインプットすることを心がけます。 インプットしたら必ずアウトプット、つまり英語を話す機会を用意することも大切です。自宅や勤務先近くにマンツーマンレッスンに特化した英会話スクールがあれば、週1回ペースで定期的に英語ネイティブと英語で話す時間をつくることです。 おそらく最も受験者数が多い2級ですが、文法に関してはきちんとこのレベルの出題範囲をマスターしておけば最低限の英会話力は備わっていると言えます。闇雲に単語を覚えるのではなく、どういう文脈で使用されているのかも合わせて学んでいくのがベストです。 英語を話す力をつけるために、英会話ツールなどのアウトプットできる場所を用意しなければ不合格となるはずです。とにかくリスニング問題で大きくつまずく受験者が多いので、大学受験と同じ勉強方法で進めていきます。 結果として、読み書きに集中しすぎるのでしっかりとリスニング&スピーキング対策を行っていきましょう。学習時間の目安としては、合計200時間は必要です。
|