英検準1級~1級の対策方法 |
2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し | |||
2022年 3月 01日(火曜日) 00:00 | |||
英検学習者にとって、高い壁になっているのが2級から準1級の合格ラインです。その要因は、出題される英単語のレベルが急に上がるからです。 化学や物理など、かなり専門的な専門用語も出てくるので手ごずることが多くなっています。攻略のためのコツは、バラバラに覚えるよりもテーマ別にボキャブラリーを増やしていくことです。 前回から紹介しているように、旺文社の「でる順パス単シリーズ」は使いやすくレイアウトされており、和訳と英語を上手に見比べながら活用できます。 準1級は、単語と熟語合わせて1800語以上が掲載され、例文ごとに覚えることができます。単語編は、単語の意味と例文、そしてその和訳というレイアウトでまとめて英単語を丸暗記することができます。 「英検1級 過去6回全問題集」は、総仕上げの教材として使いますが、合格点が記載されているので自己採点で合否採点できます。試験直前は、解答箇所を必ず入念に復習しておいて本番に備えます。 その他、「7日間完成英検1級 予想問題ドリル」という本番形式の筆記とリスニング問題がパッケージされた問題集が便利です。別冊の問題解答集は丁寧で、弱点の見直しができます。 実践力の強化は質より量でカバーし、アマゾンで過去問題集のバックナンバーを購入すると1冊100円以下の場合もあります。とにかく、弱点を潰すにはできるだけ問題集を解くしかありません。 また、面接対策や英作文は構文力の底上げを重視し、自分の伝えたい内容を決まった文字数や時間内で論理立てて説明できるかどうかです。英作文の点数の悩んでいる受験者は、闇雲に書くだけでは合格は見えてきません。 そこで効果的なのが、英語で理由説明や接続表現が学べる教材です。ロジカルに意見を伝えるための実践的な言い回しは、ベレ出版の「英語で意見を論理的に述べる」で学んでいきます。 英語力だけでなく、それをどのように伝えるかの構文力が鍛えられると思います。これまで学んできた英単語から、どのような接続表現で話を進めるのかがだんだんわかってきます。トレンド性の高いテーマの関連語句も多く、面接や英作文で使える表現が満載です。 英検の面接試験では、自分の意見や描写説明のスキルが問われます。会話を構成するのに不可欠な接続表現や言い回しが例文で説明されており、実用的な教材だと思います。 受験者が口を揃えて言うのが、英検は準1級から急に難しくなるということです。英単語を改めて学習し直し、さらにボキャブラリーを増やしていくことで合格率は格段に上がっていくと思います。 そして、おろそかになりがちなリスニング問題も教材でといかく量をこなしていきます。英語耳を本番前に作っておけば、合格するのは間違いありません。英単語に重点を置き、リスニングとスピーキングを加えることが重要です。 英会話スクールに通うとしても、周囲に気を遣わないマンツーマンレッスンを受講し、英語ネイティブと直接会話することでリズム感覚を身につけていくことができるようになります。
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