TOEICの確実スコアアップ方法 発音→文法→パート別で英語力を強化 |
2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し | |||
2022年 1月 11日(火曜日) 00:00 | |||
英語教材の中でも、TOEIC対策用の教材はもっとも多く販売されています。選ぶ際のコツは、なるべく新しい情報が掲載されていることです。 たとえば、上級者向けのパート7の難易度が下がり始めています。問題が難しかった時代に作成された古い教材では難易度が高すぎるかもしれない。2年以上前の教材をそのまま使うと、実践向けではないと言えそうです。 また、決してTOEIC対策用の内容ではないのにTOEICに対応しているキャッチコピーがついていたり、TOEICに対する研究がなされていない教材も多数書店などに並んでいます。確実にスコアアップを目指すのなら、教材選びは最重要事項と言ってもいいと思います。 自分にピッタリの教材を選ぶには、まず自分の英語力に合っているかをチェックする必要があります。初心者向けから上級者向けまで同じテストを受けるTOEICでは、同じ学習方法を取っていてはスコアは伸びません。 そこで、レベル別にどの教材を使えばいいのかを指摘していきたいと思います。まず、TOEICを運営している国際ビジネスコミュニケーション協会発行の新公式問題集は、最初に購入して目を通しておくべきです。 何度か受験した方ならわかると思いますが、TOEICはあらゆる法則性によって問題が作成されています。運営会社が作成した本番ソックリの問題集は、スコアアップ学習に役に立つのは誰の目にも明らかです。 問題の傾向や法則を知るには最適ですが、本番と同じナレーターを使っているため実践に慣れる意味でも役に立ちます。ただし、あくまでスコアアップが目的の場合、弱点の克服や強化に役立つ補助教材も不可欠です。 模試形式の問題集は、ただ解くのではなく、内容を徹底的に復習することで700点台には届くほどの仕上がりになっています。しかし、TOEICの勉強を効率的に進めるには複数の教材を組み合わせることも大切です。 最近は、問題集以外にも良質な教材が多数あります。続々と発売される教材の中から、良書を選んで教材を組み合わせていきます。順番としては、発音から文法、そしてパート別で学んでいきます。 総合英語Forest(7th Edition)音でトレーニング 単行本 リスニングセクションがよりスコアを取りやすいなど、TOEICの特性を利用してしっかりとスコアを稼いでいくことです。そのためには、「総合英語Forest音でトレーニング」という発音教材を読み込んでリスニング力と文法力を上げていきます。 とにかく土台となる発音の聞き取りに力を入れることで、スコアは確保できるようになります。これが効率の高い方法であり、勉強の仕上げには弱点の補強をしていきます。パート別に苦手な部分を克服していくとで、今より確実に点数を稼ぐことができると思います。 400点台までは中学レベルの文法や単語を覚え、基礎を高めるしかありません。このレベルの方はリスニングでスコアを伸ばしやすい傾向があるので、リスニング強化で段階的にレベルが上がっていきます。 500~600点台に多いのは、文法力が弱い方たちです。正確な文法知識を見につけることで、一気にスコアが上がる可能性があります。700点前後で足踏みしている方は、ひたすら新公式問題集を解くことです。 最後に、800点以上の上級レベルの方たちの中で伸び悩んでいると感じているのなら、自分の弱点を分析して克服するしかありません。試験のスコアが記された成績表にあるアビリティーズ・メジャード」の分析結果を参考にすれば、必要な教材もわかってくるはずです。
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