TOEICテストのパート5と6の最新対策方法 |
2019年 4月 09日(火曜日) 00:00 | |||
短文や長文の空欄に入る単語を選ぶパート5と6は、学校で学ぶ英語のテストに似ていることからも、多くの日本人受験者が得意としています。 特に、パート5は文法知識の比重が大きく、勉強すれば最もスコアを稼ぎやすいので、努力が結果につながることは明らかです。 その最新の対策方法としては、単語と文法を自分で解説できるまで勉強することです。これまでのような英単語や文法だけに依存した勉強法では、TOEICテストの膨大な問題量に対応することはできなくなりました。 語彙を増やし、文法の仕組みをしっかりと理解することができれば、知らない単語や構文に初めて出会った時も対応できる力が身に付くというわけです。また、公式問題集を繰り返し何度も解き、実践をこなしていけば900点台も可能になるはずです。 パート5と6は、反射神経的にできるだけ時間をかけずに解くことが求められています。早く問題を解くことに慣れればスコアを伸ばすことができますが、時間をかけすぎてしまうと次のパート7に時間を残すことができなくなります。 新形式のパート5は、短文穴埋め問題の数が40問から30問に減りましたが、パート6の長文穴埋め問題は一つの文書の設問が3から4に増え、設問の合計数は12から16と4問も増えています。 つまり、パート5と6では、これまでよりもさらに的確にスピーディーに処理することが求められるようになったということです。パート7を解き終えるのは最低1時間ほどの時間が必要です。 だから、パート5と6を約20分で解き終えることが高スコアにつながっていきます。時間を計りながら解くトレーニングを続けるしかありません。 このような瞬発力と集中力を身に付けるためには、知らない単語をなるべく減らすことしかありません。決して一夜漬けではなく、日本語から自然な英語を導き出してくれるフレーズ集には高い効果があります。 本番の頻出単語だけを選んでくれている本は、単語を紹介するのではなく、関連した名詞や動詞などを含む短文で説明してくれています。ベストセラーの「出る単 金のフレーズ」は、日本語から英語の順で理解できるため、頭の中にしっかり英語表現が定着すると感じました。 まとめると、単語を増やして語彙力を上げ、文法を強化して読解力を高め、公式問題集で実践力をつけるという3本柱を意識しながら勉強するということです。この3つのうちの1つでも穴があれば、スコアはなかなか上がらないかもしれません。 この方法こそが、スコアアップの近道であると思います。パート5は1問20秒、パート6は1問30秒を目指し、新形式により新しく加わった一文挿入問題を飛ばしていきます。難易度が旧型式よりも高くなっているので他の問題を優先していきましょう。
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