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フィリピンへの語学留学の実態について(5) フィリピン留学から帰国後の感想
2019年 3月 19日(火曜日) 00:00

昨年、28日間という短期留学から帰って3ヵ月を経た今、私は短期留学成功の秘訣として、最低限の文法知識を挙げたいと思います。



しかし、フィリピンや英語圏に留学すれば誰でも英語が話せるようになるわけではありません。留学前に英語テストを受けて、マンツーマンレッスンを受け、元々持っていた知識を実際に使う場所を得たことで成果を上げられたと考えています。



英語の読み書きができても英会話が苦手な日本人は多く、それを克服する上で、英語で会話をしなければ生きていけないという状況は英語学習において理想的だと思います。



実際に、留学先の成績表にも生活に必要な英語表現の幅が広がったと書かれてあり、全くの英語初心者ではなかったからこそ、私は短期留学に向いていたのかもしれません。



これに対して、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの英語圏と比べて航空運賃が約半額で留学できるフィリピンは大きな魅力がありますが、やはり発音に強いクセがあることは選択肢から除外する大きな理由の一つになっていると思います。



現地の一般的なフィリピン人の英語には現地語であるタガログ語特有のアクセントがありますが、結局、悪質な語学学校を選ばない限り、講師の英語の発音レベルはそこまで悪くないように感じました。気になる人は気になるかもしれません。



良かった点として、費用を抑えても効果が十分にあったと実感できたことです。固定費用で約20万円、航空機を入れても30万円で28日間滞在できるのは、アメリカやイギリスとくらべて5万円ほど安く済みました。



また、嫌々英語を勉強するのではなく、英語で遊ぶ感覚で楽しく実力が付いたように思います。受験勉強やTOEICテスト対策と違い、英語というツールを使って話を楽しむ感覚で英語力をアップさせ、観光のついでに英語が身についたという感じです。



これに対して、悪かった点は、フィリピン人では一部の講師や一般人の英語には独特のアクセントがありますが、授業で聞く英語にもたまに訛りを感じました。それでも他国の留学生の英語訛りを聞けたことは勉強になったと思います。



文法の知識がほとんどない留学生は苦労していたのが印象的でした。英語初心者がいきなり短期留学しても、成長を実感できる前に帰国することになってしまうことを知りました。



また、フィリピンは日本と比較してインフラが整備されておらず、急にインターネットがつながらなくなったり、水道の水圧が弱いといった生活のしにくさを感じました。短期間の滞在なら我慢できますが、これが長く続くとなるとさすがに住めないと思います。



さらに、フィリピン留学者の約90%が韓国人であることは否めなく、尞での3食全てが韓国料理だったのは辛く感じました。他のものを食べて過ごすこともできますが、この点はフィリピン留学の意外な盲点のような気がしました。



最後に、フィリピンから帰国して3ヵ月が過ぎましたが、英語の勉強は今でもほぼ毎日続けています。現地で友達になった人たちともFacebookやSkypeで英語でのコミュニケーションをしています。英語以外にもたくさん学べたのはやはり海外留学だからです。今回身につけた英語を将来に活かしたいと思います。