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英語をマスターした後、第二外国語がスムーズに上達する理由③
2019年 1月 08日(火曜日) 00:00

リスニングには、集中して耳を澄ますことが大事です。闇雲になんとなく英語を聴いていても聞き取れるようにはなりません。



お勧めは洋画を英語字幕で視聴するという方法です。私は、最初の英語のリスニングはNHK英語ニュースでした。



内容的には、世界の時事ニュースも扱っていますが、基本的には日本国内のニュースでした。その日の新聞記事がニュースになっているので、何の話をしているのかはわかりました。その後、ある程度英語に慣れてからCNNやBBCなどの英語ネイティブのニュースを聴くようにしました。



何の話題なのかわかるような英語を集中して聴くことを続けていると、ある日突然何を言っているのかわかるようになったというわけです。不思議な感覚ではありますが、急に脳が活性化したというか、英語が聞き取れるようになりました。



ところが、そうやってある程度わかるところまでいかずにリスニングをやめてしまう方も多いと思います。その一番の理由は、モチベーションがないから続かないということです。



さて、英語の次に学ぶべき言語として、ビジネスなどでどちらに行くべきかにもよりますが、中国語かスペイン語なら元が取れると思います。しかし、言語的に英語の次に学びやすいのは欧州言語(ラテン語系言語)なのは間違いありません。



フランス語は発音が少し難しいので、イタリア語かスペイン語、ポルトガル語などは単語自体が英語に似ているので取っ付きやすいと思います。もともと英語から派生している言語ということもあり、英語をきちんと勉強しておけば、次に取っ付きやすい言語はたくさんあります。



私は関西出身なのですが、なぜか関西弁とイタリア語は似ていると感じています。どちらも母音がはっきりしていて、関西人の話すイタリア語はイタリア人に聞きやすいとされています。さらに、関西人のノリは日本の中でもラテン系に近い気もします。



陽気なラテン系のノリや話好きなところなど気質にも類似点があり、関西出身者の第二言語としてイタリア語は最も人気があるという統計データもあるほどです。ちなみに、2位はスペイン語で、3位はポルトガル語と続いています。



一方の北海道や東北地方など北国に住んでいる方は、フランス語の発音に向いているのかもしれません。東北弁自体がフランス語に聞こえることもあるくらいです。フランス語の口をあまり大きく開けない発音は日本人には難しいと言われています。実際に、北海道と東北出身者にはフランス語の発音が得意という証言もあります。



当然、イタリア語が関西弁に似ていても、フランス語が津軽弁に似ていたところで日本語にはないような難しい発音はあります。ただし、それができなくても相手に通じてしまうのが不思議です。



一般的に、日本人は発音を完璧にしてから会話しようとする傾向があります。しかし、言葉というのは多少発音が違っても分脈の流れで理解できてしまうものです。正しく発音しようと練習して努力することは大切ですが、そこにばかり目がいってしまい会話をするのを躊躇する必要などありません。