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英語+ボディーランゲージを使えるようにする方法
2018年 11月 13日(火曜日) 00:00

誰でも使える究極のコミュニケーションがボディーランゲージです。言葉で何を伝えたいかは言葉以上に視覚が重要となります。身振り手振りだけで気持ちが伝わるという手法です。



特に、ボディーランゲージやジェスチャーというのは欧米人がよく使っているという印象がありますが、例えばアメリカでは喜怒哀楽をはっきり示す国民性だけにジェスチャーも大げさで様々です。



ウインクも気軽な気持ちで行い、日本のように愛情を示す意味は特にありません。手の動きに自分の意思を示すものが多いように思われます。



次に同じ英語圏であるイギリスではマナーにうるさいお国柄ということもあり、例えばビジネスで会議に参加すると言う場合、発言したい場面での挙手は手を伸ばして人差し指を突き立てます。日本の若い女性がよくやる裏ピースは、そもそもFuck offというスラングと同じですので注意すべきです。



また、フランスでは口をへの字にする表現などがあり、日本人には馴染まないジェスチャーがあります。これにはGood jobの意味があり、不快に見えますが悪意はありません。耳に手を当ててHah?(聞こえなかった)というのも悪意はありませんが、日本人は不快に感じるはずです。



一方、アジアでも様々なジェスチャーがあります。台湾では日本と同等に動きは控えめな印象がありますが、率直にNOと言われることはほとんどありません。ビジネスでは弱めの握手と名刺交換があります。意外にもお世辞はあまり言うことがないのも特徴です。



中国本土では、会話の際に手を動かすことはほとんどなく、言葉を補完するというより、単に目障りな動きに見えることがあります。年配者を敬い、挨拶する際は最初にする傾向があります。なお、道につばをはく行為は北京オリンピック以降で罰金刑となりました。



最後に、インドでは日本と真逆のイエス・ノーの首の動きがあります。イエスは首を横に振るという動作に日本人は戸惑う傾向があります。また小指を立てるとトイレに行きたい、という意味がありなど、多民族、多宗教国家では相手に合わせた対応が求められています。



アメリカの著名な心理学者メラビアンが1971年に発表した法則によると、相手への意思疎通は言語情報が7%、聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合を占めているとされています。



人は顔の表情や手の動きなどを総合的な判断して意思を伝えているということです。なお、解釈には諸説ありますが、言葉が伝わりにくい外国では顔の表情を含めたジェスチャーが有効であることは誰もが知っている事実です。ジェスチャーは効果があるということを知っておきましょう。



日本人でも知っているタブーとして欧米社会では中指を突き立てる動きがよく見受けられています。実は、手をグーの形で見せたり、裏ピースするというのも同じような意味があるというわけです。ガッツポーズには注意が必要です。



他にも国が変われば、ルールや動きの持つ意味が異なることを知っておく必要がありそうです。万国共通ではないので渡航前に確認しておくことも大切です。