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2017年度のTOEIC受験者数と平均スコアを国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が公表
2018年 7月 03日(火曜日) 00:00

日本でTOEIC公開テストを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2017年度TOEIC 公開テストと団体特別受験制度(IPテスト)の受験者数と平均スコアを発表しました。


IIBCは毎年、前年度のTOEIC 公開テストの受験者数と平均スコアなどのデータ分析レポートを公表しています。新しく公開された2017年度のデータレポートでは、TOEIC L&RテストとTOEIC S&Wテストの2017年度実受験者数と平均スコアがまとめられています。


2017年度TOEIC L&R全体の平均スコアは、公開テストで582点、IPテストで467点でした。ちなみに、TOEIC L&Rのトータルスコアの平均はトータルスコア合計÷受験者数により算出しています。


申込みに基づく年度合計受験者数は、公開テストが1,192,000人、IPテストが1,289,000人でした。所属学校・学年別の受験者数および平均スコアを見ると、中学校(511人)は502点、高校(31,306人)は412点、高専(16,153人)が354点、専門学校(19,445人)が467点、短大(8,056人)が411点、大学(440,533人)が449点、大学院(9,408人)が524点でした。


2017年度TOEIC S&W全体の平均スコアは、公開テストではTOEIC Speaking テストが124.5点、TOEIC Writing テストが141.2点。IPテストではTOEIC Speakingテストが103.4点、TOEIC Writingテストが124.5点でした。問題数は、Speakingテストは計11問、Writingテストは計8問で、申込みに基づく年度合計受験者数は、公開テストは14,200人、IPテストは23,800人でした。


TOEIC L&RとTOEIC S&Wはいずれも、公開テストと団体特別受験制度(IPテスト)があります。公開テストは主に個人で申込み、IIBCが指定する会場で受験しています。IPテストでは、実施団体の都合にあわせた日程および会場で、実施団体の進行・管理に基づいて試験を実施する。IPテストの申込みは、企業や学校などの実施団体ごとに行っています。


公開テストとIPテストの問題難易度は同じですが、IIBCによると公開テストのほうが難しい、もしくはIPテストのほうが簡単などの設定はないとのことでした。申込み形式や実施方法が異なる以外、公開テストとIPテストに大きな違いはないですが、出題については、IPテストでは過去の公開テストで出題された問題を利用している点が異なっています。


しかし、過去のテスト全体がそのまま再利用されるわけではなく、さらに、TOEIC L&Rの設問数は全200問にも及ぶことから、過去に出た問題をすべて記憶しておくことは容易でないとされています。


そういった背景からも、「公開テストのほうが難易度が高い」「IPテストは過去受験者が有利」とは言えないことがわかりました。