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【徹底比較】本当に役立つ英語学習法はどっち?
2017年 6月 30日(金曜日) 00:00

ひとくちに英語学習と言っても、その方法はさまざま。今回は、英語に関する素朴な疑問について、解説を加えつつ診断していきます。あなたにベストな英語学習を見つけてください。


1 TOEIC テスト or 英検


TOEICテストと英検はよく比較の対象にされています。ここで目をつけるべきは、英語学習の4技能をどう捉えるか、ということ。


結論を先に言ってしまえば、「リスニング」「リーディング」「ライティング」「スピーキング」の4技能の英語レベルを万遍なく測れるという点では、英検の方が有効なテストと言えます。


英検は筆記試験の他に2次試験では英語面接があるため、スピーキング能力も向上させなければなりません。一方、TOEICは筆記試験のみなので、スピーキングとライティングの能力は測れず、そのため、TOEIC対策で英語学習をしている人の多くが、英会話を苦手としています。


また、TOEICと英検の長文問題を比べてみると、TOEICはビジネスに特化した状況設定の文章のみで構成され、英検は社会や文化などの幅広い内容が多く、英語でものを考える力は英検の方が求められることが分かります。



2 基礎を繰り返し復習or積極的に高難度の問題に挑戦、効果的な学習方法はどっち?


基礎固めをするか、更なるレベルに挑むか・・・と考えた時、つい、勇敢な行動と思われる方を選んでしまう人も多いのではないでしょうか?「難しい問題に挑戦する自分、カッコイイ!」なんて思っていませんか?


効率の良い学習パターンは実は決まっています。とにかく基礎を繰り返して復習すること。英語学習であれば、必要なのは中学生レベルの基礎力。また、英語の習熟度は精度とイコールですから、易しい問題集に取り組んだ時は90%以上の正答率を保てるまで繰り返しましょう。


同じ英文を繰り返し読むことで、「より速く読める」「より流暢に発音できる」など、精度を高めていくことが重要です。


反対に、次から次へと難易度を上げる学習法では、単に知識を詰め込むだけとなり、習熟度が低くなりがちで、これでは英語は身につきません。




3 オンライン or 対面式 初心者向きの英会話スクールはどっち?


オンラインスクールの特徴は、価格の安さ。フィリピン人などノンネイティブの講師と英語でしゃべるタイプのレッスンなので、フリートークメインのレッスンがほとんどです。また、オンラインスクールの講師は英語教授法の研修を受けていることはほとんどなく、専業でない場合も多く、資質に疑問のなる講師の数も少なくありません。


一方の対面式の場合は、オンラインに比べると価格は高くなります。それでも、ネイティブ講師や日本人講師に文法や発音をしっかりと解説してもらったり、ネイティブだからこそ持っている英語圏の文化や習慣を知ることができるのも対面式の大きなメリットです。



4  日本人講師 or 外国人講師 受講するならどっち?


日本語で解説を聞ける日本人講師の方が初心者には無難と言えます。外国人講師の話す内容が分からないために不安感が募ってしまっては、英語学習にはマイナスの結果になってしまいます。英語初心者には、判らない時には日本語で質問の出来る日本人講師の方が効率よく学習を進めることができるでしょう。


外国人講師のメリットは、ネイティブの会話スピードや発音を聞けることや、外国人との会話に慣れること、上級者であれば、日本語にはなっていない、外国のニュースや文化・習慣などにいち早く触れるチャンスを掴むことにもなります。


5 ラジオ番組 or テレビ番組 NHKの英語講座を視聴するなら


ラジオ番組とテレビ番組のどちらがより効率が良いかといえば、断然ラジオに軍配が上がります。その理由は、ラジオは聴覚のみで情報をキャッチするため、テレビを見る時よりもより集中度が増すため。


また、理想的な4技能の習得順序は、「リスニング」→「スピーキング」→「リーディング」→「ライティング」の順となり、ラジオで耳からインプットするのが正しい学習法となります。毎日決まった時間を英語学習に充てることで、学習を習慣づけることができるのもラジオ番組のメリットです。


6 聞き流すor しっかり聴く リスニング力が向上するのはどっち


リスニングメソッドは2種類。より多くの英語を聴くことに主眼を置くのが「多聴」で、ナチュラルスピードで聴き、大まかな意味を捉える力を養い、リズムや音の強弱といった英語音声の特徴になれることができます。


もう一つのメソッドは「精聴(しっかり聴く)」。一つの素材をじっくり聴き、知らない単語や表現の意味を調べたり、音の連結や脱落といった発音の特徴に注意しながら、細部までこだわって聴く方法です。


リスニング力を向上させるためには、この両方が必要であり、「多聴→精聴→多聴」のワンセットで練習するのがコツです。


まずは、短めの音声素材を選んで多聴しましょう。細部にこだわらず、概要を掴めるまで、何度も繰り返し聴き流しましょう。


次の精聴では、分からない単語や聴き取れない音を出来るだけなくすことが目標になります。そして最後の多聴では、最初よりも格段に理解度が上がっているはず。この繰り返しでリスイング力が向上します。


7 洋書を原文で読むorオーディオブックで聴く 英語の理解度がアップのはどっち?


英語の本を原書で読むことは、リーディング力の強化につながり、オーディオブックで聴くことは、リスニング力の強化につながります。


ここで大切なのは、自分がリーディングとリスニングのどちらに焦点を当てたトレーニンフがしたいのかということ。リスニングは得意でも、リーディングは苦手だという人には、原書の多読の方が効果的でしょう。


ただ、英語初心者を対象として考えた場合は、理想的な4技能習得の順序の観点からリスニングに重点を置くべき。まずは音を聴くだけでおおよその内容を理解できるくらい、難易度の低いオーディオブックから始めましょう。


オーディオブックのメリットは、プロフェッショナルの役者の朗読が吹き込まれているので、言葉に抑揚があり、雰囲気も伝わりやすく、人物のセリフを聞いただけでも場面をイメージしやすいので、英語に自信が無くても楽しめる点。また、移動中などにも片手間でも聴けるので、気軽にリスニング時間を確保できる点もあります。



8 週1日長時間or毎日短時間 効果的な学習サイクルはどっち?


長時間しっかりと英語に向き合うか、短時間でも毎日少しずつ進めるか。まとまった学習時間が取れないと嘆く人も多くいますが、忙しいビジネスパーソンは時間がなくて当たり前。


ですから、ここでは「毎日短時間」で正解。「覚えたことは必ず忘れる」という前提で、毎日短時間でも「思い出す」を繰り返す学習法の方が理に適っているといえます。


9 イギリス英語orアメリカ英語 日本人が学ぶべきは?


イギリス英語とアメリカ英語の違いは、大きく分けて2つ。1つは語法の違いで、一部の単語の使い方がイギリスとアメリカでは異なります。(ex.英:I’ll give you a ride. 米:I’ll give you a lift. (車に)乗せて行ってあげるよ。)2つめは発音の違い。イギリス英語の方が比較的、日本語のカタカナ読みに近い発音になります。


日本の学校教育で教えられているのはアメリカ英語ですが、世界的には、イギリス英語の学習者の方が断然多く、イギリス英語の方がフォーマルで格調高い印象を与える傾向があります。


10 英語字幕ありor 字幕なし 海外の映画・ドラマで英語を学ぶなら


初心者が映画やドラマを英語で鑑賞する際は、まずお気に入りのシーンを決めて、そこだけを繰り返し観ることがオススメです。英語のレベルが上がるにしたがって、段階的に英語字幕の有無を活用していき、字幕なしをゴールにしていきましょう。


11 アメリカ・イギリスor東南アジア 語学留学先に選ぶなら


費用対効果で考えると、東南アジアというのは選択肢に入れてもよいですが、昨今の東南アジアの治安状況を考えると、安易に語学留学に行くことはおすすめ出来ません。


特に、安価な留学先として人気のフィリピンのセブ島は要注意です。


外務省の「海外安全ホームページ」で危険情報ではレベル1の「十分注意してください」という記述のみですが、実際のセブ島はイスラム過激化の拠点となっており、スリや強盗や誘拐のリスクも低くはありません。


留学費用としては安くはありませんが、安全性と英語圏の文化・習慣を目の当たりにする価値を考え合わせれば、アメリカやイギリスを選択する方が、結局は得るものが多くなります。